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こんにちは、NAOです。
「大学受験って今後の人生に役に立つんですか?」
「受験勉強ってなんでしなきゃいけないんですか?」
という質問をよくされます。
私も受験生時代に考えたことがあるので気持ちはよくわかります。
しかし、受験勉強は役に立つんです。
今回は受験勉強が役立つ7つの例を紹介します。
1.数学力がついた
私は物理系の学部だったので、数学は大学に入ってからもかなり重要でした。受験生のときに「必要なんだろうな~」と思っていた100倍くらい大切でした。高校生で学んだ「微分」「積分」をまるで「九九」のように使っていたと言ったらなんとなくおわかり頂けるでしょうか。
数学力がないと「数式の意味」がまったくわからないんです。大学で勉強する内容がそもそもわからなくなってしまうんです。
大学入学後に「数学が受験科目に設定されていたのは当然だ」と思いました。
2.英語に対するアレルギーがなくなった
私は英語は高校生時代はめっちゃ苦手で、アルファベットを見るのも嫌でした。しかし、大学受験で嫌々頑張って勉強して、少しは英語ができるようになりました。その結果、見るのも嫌だった英語の上達を楽しめるようになったんです。
大学に入ってからも留学やら就活やらTOEICやらで、英語の大切さは身に染みて感じるることになります。そういう意味でも私は入学前に英語に対する苦手意識を払拭できたことはよかったなと思っています。
3.正しく読む力が身についた
私は理系の人間ですが、現代文が超得意でした。いや、めちゃめちゃ勉強して「苦手」から「超得意」になれました。現代文は最も「勉強してよかった」と思う教科の一つです。
勘違いされがちですが、現代文は「日本語の勉強」ではないんですよね。「文章を正しく読み解く勉強」なんです。日本語ができるのはあたりまえですし、そんなことは出題者側もわかっています。
読書は「人の経験を疑似体験できる」、「偉人と疑似的に対話できる」というメリットがあり、とても大切な学習方法です。その時に必要なのが「文章を正しく読み解く力」=「現代文力」です。現代文力は筆者に「そんなこと書いてねえよ!」とか「いやいやもっと深くまで読み取ってよ!」と突っ込まれない力なんです。
現代文を頑張って「正しく読む力」を身につけられたことで、読書を楽しむことができるようになったことは本当によかったと思っています。
4.暗記の仕方が身についた
理科系科目や社会系科目では「暗記」が大切ですよね。でも、はっきり言って「暗記した内容」はそこまで役に立たないと思います。(一般常識としてはあると便利です。)
めちゃめちゃ役に立つのは「どのくらいやれば完璧に覚えられるのか」という「暗記の感覚」です。「暗記の仕方」とも言えます。これが受験勉強を通して身につきます。
理科や社会で覚えた内容自体は役に立たないですが、その後「これは覚えておきたい」と思ったことを覚えられる力が身につくんです。何か資格を取りたい時や、夢や目標を達成するために、必要な知識を最速で確実に覚えられる力です。
これが役に立たないと思う人はいないと思います。とても大切な力です。
5.時間の使い方が上手くなった
大学受験では一般的に3~8科目と複数の受験科目が必要です。そのため、各科目をバランスよく長期的に勉強するタイムマネジメントが求められます。電車で英単語を見たり、1日の時間配分を区切ったり、無駄な時間を徹底的に排除したりと様々な工夫をしますよね。
この「時間の使い方」はバイトやサークルなどで忙しい大学生や、その後の社会人生活でも大いに役に立ちます。受験生時代には徹底的に工夫をしておきたいです。
6.真剣に頑張った経験を得た
これめちゃめちゃ大事だと思います。辛くても逃げなかった経験。
これがあると、今後なにか辛いことがあった時にも「あの時頑張れたんだから今回も頑張れるはずだ」と考えることができます。
1年くらい(もしくはそれ以上)かかる長期的な準備をして何かを成し遂げるという経験はなかなかないと思います。受験を頑張ることは人生において貴重な経験です。
結果の良し悪しは関係ないです。頑張って長期間継続したということはそれだけで自信になります。
7.目標を達成する力が身についた
上記のまとめのようにもなりますが、「自分で決めた目標に向かって努力し、達成する力」は今後の人生でとても役に立ちます。
目標を達成するためには、計画力や実行力、分析力、現状把握力、自分への厳しさなど、様々な力が必要です。
大学受験は目標達成をするための力を総合的に養えるチャンスです。
まとめ
大学受験は「知識」そのものではなくて、「経験」が役に立ちます。
その経験は今後の人生にとって大きな財産となります。
「大学受験が役に立つんだろうか」と悩んでいる受験生はぜひ上記を参考にしてください。感じ取って頂きたいことは、上記で言っていることは全て「大学受験後に気づいたこと」ということです。
受験生の方には、今は「とにかく真剣に頑張ってみる。」ということをお勧めします。必ず頑張ってよかったと思えます。