現代文ができない人必見!理系でもセンター9割とれる現代文の勉強法

こんにちは、NAOです。現代文の勉強の仕方がいまいちわからない人は多いのではないでしょうか。今回は私がセンター試験で9割とれた現代文の勉強法を紹介します。

現代文は何を学ぶ科目なのか

勉強の仕方がわからないということは、ゴールポイントがわかっていないということです。つまり、「現代文を学んでどうなりたいのか」まずこれを明確化させる必要があります。

現代文は「日本語の勉強」ではありません。日本語の勉強は義務教育で一応終わっています。高等学校の現代文はもっと高度なことを学んでいます。「日本語で書かれた文章を読むこと」です。

現代文の学習を通して、日本語で書かれた文章を読む能力を身につけることがゴールポイントです。

 

「読めていない」からできない

「いや、日本語の文章くらい読める」と思っている方もいるかもしれません。しかし、本当に読めていますか?

試しに少し読んでみましょう。次の文章を読んでみてください。

「反復は研究の母なり。」重要な書物はいかなるものでも、続けて二度読むべきである。それというのも、二度目になると、その事柄のつながりがより良く理解されるし、すでに結論を知っているので、重要な発端の部分も正しく理解されるからである。さらにまた、二度目には最初とは違った気分で読み、違った印象をうけるからである。つまり一つの対象を違った照明の中で見るような体験をするからである。
(ショーペンハウアー『読書について』より)

筆者は何を言っていましたか。

「反復について」と答える人は現代文が苦手なはずです。「反復について」というような理解ではなく、「反復についてどう言っていたか」が大切なんです。「反復について書いてあった」という理解では、筆者の主張もその根拠も全く「読めていません」。

この文章を一文ずつ噛み砕くと次のようになります。

  1. 「反復は研究の母なり。」(=反復することは物事を深く学ぶ源となる。)
  2. 大事な本はどんなものでも続けて二回読むべきである。
  3. なぜなら、二回目は結論を知っているため、それぞれの内容のつながりや理由が正しく理解できるからである。
  4. さらに、二回目は最初とは違った気分で読むため、また違った印象を受ける。
  5. つまり、一つのことに対して違った見方をすることになる。

もっとおおざっぱにまとめると次のようになります。

  • 内容のつながりや理由を正しく理解できるのは結論を知ってから読む時だから、大切な本は必ず二回読みましょう。一回目に気づけなかったことも学べますよ。

反復について筆者がどう言っていたかがわかりましたね。二回目は一回目以上のことを学ぶことができる。だから、「反復は研究の母なり」なんですね。問題集の解き直しが大切なのと同じですよね。

日本語をただなぞるのではなく、筆者が何を言いたいのかを読み解く。これこそが現代文で学びたいことです。

筆者が何を言いたいのかを読み解くためには、センター試験で出題されるように「傍線部Aはどういうことか」と一文ずつ理解しなければならないんです。読み解ける人は簡単に答えられます。

 

問題集をつかってのトレーニング

「筆者の言いたいことを正しく読み解く」という目的がわかれば、あとはそれに向かってのトレーニングです。

現代文の問題集を使ってできるトレーニングでおすすめなのは、2つです。

  1. 解答の根拠を考える
  2. 文章を要約する

詳しく説明します。

 

1.解答の根拠を考える

センター試験の問題は選択形式です。選択形式だと「偶然当たる」ということがあります。しかし、高得点を狙うなら、「偶然」を「必然」に変えなければなりません。そのためには解答の根拠を考えることが大切になります。

センター試験はご存知の通り、たくさんの人が受験します。ということは、「この問題の答えって(イ)じゃなくて(ア)じゃないの?」というクレーマーがいてもおかしくありませんよね。そんな時に「いやこういう理由だから(ア)は間違いで(イ)が正解なんです。」と論破できる理由がないと出題者が困ります。だから、絶対に根拠があります。

6択あっても正解は1つだけです。他は間違いである根拠が必ずあります。それを試験中に探すことができれば確実に正解できます。

「傍線部Aはどういうことか」などは筆者の言いたいことを理解するために必要なことだから聞かれています。筆者の言いたいことを一文一文丁寧に読み取れていれば絶対に根拠がわかるはずです。

できなかったときは必ず解説を読みながら、設問と本文を読み直して、根拠を理解できるまで復習をしてください。

問題集は解きっぱなしでは意味がありません。必ず「正解の根拠」と「間違いの根拠」を考え直すべきです。

 

2.文章を要約する

要約トレーニングは筆者の言いたいことを読み解けるようになるために効果バツグンのトレーニングです。

要約は、先ほどの例文(ショーペンハウアー『読書について』より)で私が行った「おおざっぱなまとめ」のイメージです。おおざっぱにまとめるには、文章を整理して大切な部分を抽出しなければできません。おおざっぱにまとめようとするだけで、「文章を整理すること」と「大切な部分を抽出すること」のトレーニングができることになります。つまり、筆者の言いたいことを読み解くトレーニングが自動的にできるんです。

「形式段落ごとに1文にまとめる要約」と「全文を100字にまとめる要約」をおすすめします。

要約トレーニングはやるだけで意味があります。下手でよく、丸つけも不要です。真剣に継続することが大切です。

 

まとめ

現代文は日本語の勉強ではありません。筆者の言いたいことを読み解く力を身に着ける科目です。

以下のトレーニングを行って、正確に読み解く力を身につけてください。

  1. 「正解の根拠」と「間違いの根拠」を考える
  2. 形式段落ごとに1文に要約する
  3. 全文を100字ほどに要約する

試験中に筆者の言いたいことを確実に読み解くことができれば必ず得点できます。

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