
【成績がグンと上がる】中学生の家庭学習におすすめな問題集ランキングTOP10!通信教育、映像授業、問題集、参考書で効果絶大な教材を厳選紹介
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中学生が自宅学習で成績を上げるためには、「教材が命」と言っても過言ではありません。
中学生向けの教材は、進研ゼミなどの通信教育から、映像授業、書店の市販テキスト・・・とたくさんあります。
選ぶのはなかなか難しいですよね。
おすすめな問題集は何なのか。迷っている保護者様はホントに多いです。
そこで、塾講師として多くの生徒の成績を上げてきた経験から、本気でおすすめできる教材ランキングを紹介します!
中学生の家庭学習問題集の種類は3つ!
中学生の家庭学習教材はいろいろあってえらべない!
そんなふうにお思いの方も大丈夫です。
中学生用の家庭学習教材は主に次の3つの種類に分けられます。
1.通信教育
1つ目の教材は通信教育です。
進研ゼミやZ会などが有名ですね。
自宅に教材が届いて、問題を解き、先生に郵送して送るタイプの教材です。

2.映像授業
2つ目の教材は映像授業です。
スタディサプリが有名ですね。
スマホやタブレットで授業を見たり、問題演習をするタイプの教材です。
3.書店の問題集、参考書
3つ目の教材は書店の問題集や参考書です。
「家庭学習教材」といえば、書店で売っているテキストを真っ先にイメージする人が多いのではないでしょうか。
最も一般的ですが、実は問題集だけをやっていても成績は上がらないタイプの人がいるので注意が必要です。(後ほど「メリット・デメリット」で解説します。)
各教材のメリット・デメリット
タイプが違えば、それぞれの教材で得意分野も違います。
中学生用の家庭学習にはどの教材がおすすめできるのか?
これを知るために教材ごとのメリットとデメリットを解説します。
1.通信教育のメリット・デメリット
通信教育のメリットは
- 実績のあるコンテンツで学習できる
- 無理なくステップアップできる
という2点です。
昔からある教材なので、実績が豊富ですので、とても安心感があります。
また、毎月教材が送られてくるので、無理のない学習カリキュラムで勉強ができます。

逆に以下のデメリットがあります。
- 苦手なところだけ集中して勉強しにくい
- モチベーションが上がりにくい
通信教育は「塾の代わり」にできるほどボリュームのある教材です。それが毎月送られてきます。
そのため、「苦手な部分だけちょこっとやる」みたいな学習方法には向いていません。
「家庭学習で苦手分野を克服したい!」と思った時には、映像授業のオンラインサービスや、書店で買えるような問題集が適しています。
2.映像授業のメリット・デメリット
映像授業のメリットは
- いつでも勉強ができる
- どこでも勉強ができる
- 好きなところが勉強ができる
と、使い方の自由度が高いところです。
そのため、
- 「家庭学習で苦手分野を克服したい」
- 「今日の中学校の授業がわかりにくかったので、復習したい」
- 「高校入試に向けて、学校よりも先取りで対策したい」
など、様々な使い方ができます。
映像授業のデメリットは
- ペースが自由なのでサボりやすい
ということが挙げられます。
映像授業は塾に通っている中学生のサブ教材だったり、計画的に勉強ができるご家庭に向いている教材です。
3.問題集、参考書のメリット・デメリット
書店で買える問題集や参考書のメリットは
- どこでも買えて安い
- 種類が多く、好みの問題集が選べる
- 好きなところが勉強できる
ということです。
映像授業と同じく自由度が高いので、家庭学習向きのスタイルですが、次のデメリットもあります。
- 勉強が苦手な子は報われない
問題集は「やってもやっても成績があがらない」というタイプの子がいます。
それは「勉強が苦手な子」です。
勉強は「わかる」→「できる」の順で習得していきます。
しかし、勉強が苦手な子は「わかる」が学校でできていないことが多いです。
「わかっていないこと」を問題集でトレーニングしていても「できる」にはなりません。
勉強が苦手な子が問題集だけで理解するのは難しいので、映像授業などの理解のための教材が必要になります。
中学生の家庭学習には通信教育や映像授業がおすすめ!
総合的に考えると、中学生用の家庭学習教材には通信教育や映像授業がおすすめです!
塾代わりになるような本格的な教材をお探しの方には通信教育がおすすめです。
通信教育なら、実績のある教材やカリキュラムで、計画的に勉強ができるので、最も効率的に成績をアップさせることができます。
塾や通信教育の補充学習として教材を使いたい方には映像授業サービスがおすすめです。
映像授業なら、いつでも、どこでも、好きなところを勉強できて、わかりやすいので、勉強が苦手な子でもグングンと成績を伸ばすことが出来ます。
もちろん、映像授業をじっと見るのが嫌いな場合や、すでに勉強が得意で補充演習をしたい場合などは、問題集もありです。最近の教材は無料で体験ができますので、いろいろ試してお子様に合った教材を選んでください。
それでは、これから具体的なおすすめ教材を紹介します。
中学生のおすすめ問題集ランキングTOP10

とお悩みの保護者様のために、中学生の家庭学習におすすめな教材をランキング形式で紹介します!
1位 進研ゼミ中学講座
1位は通信教育教材、進研ゼミ中学講座です。長年の実績で信頼できるカリキュラムで学習できるので、塾代わりになる本格的な教材を探すご家庭にとてもおすすめです。
進研ゼミを一言で紹介すると、「塾代わりにもなる本格的な教材」です。
タブレット+問題集の学習スタイルのため、「映像」「マンガ」「添削」「解説」と、わかりやすく理解できる工夫がたくさん盛り込まれています。
テキストだけでなく、変化のある学習スタイルが可能ですので、さらに継続しやすい学習スタイルになっています。

このようなわかりやすい解説でしっかり理解して、良質な問題集でトレーニングすることで、実力を確実にアップさせることができます。
また、副教科の定期テスト対策もばっちりであるため、塾以上の定期テスト対策をすることも可能です。
塾いらずの「信頼できる教材」を探している中学生に特におすすめできる教材です。
期間限定でお得な特典が用意されていることがあるので、検討される場合は早めに公式サイトのチェックだけでもしておくのがおすすめです。





2位 スタディサプリ
2位はスタディサプリです。
スタディサプリは月額1980円で全学年、5教科全ての映像授業と専用の問題集が利用し放題になる学習サービスです。
月額1980円の価格で全学年の5教科全てが利用でき、コストパフォーマンスが抜群に良い教材なので、苦手な単元の克服のためにわかりやすい映像授業をたくさん見たい生徒にとてもおすすめです。
スタディサプリをおすすめできる一番のポイントは「勉強嫌いの子でも引き込まれるような映像授業」で問題集を勉強できる点です。
実際の映像授業をご覧ください。
非常にわかりやすくて、聞き入ってしまう授業ですよね。
スタディサプリではこのような一流講師の良質な授業で勉強ができるので、



という中学生にピッタリの教材です。
質が高いのは映像授業だけではありません。
メイン教材であるスタディサプリ専用の問題集も月額1980円でダウンロードし放題とは思えない、塾用問題集並みの良質なクオリティになっています。
成績を上げるためにはテストでしっかりと正解できるように、「問題演習」がとても大切です。
スタディサプリでは、問題演習でしっかりとトレーニングしながら、映像授業でわからなかった苦手部分をわかりやすく理解することができます。
定期テスト対策にも高校入試対策にも対応しているので、中学1年生から中学3年生まで安心して家庭学習できます。
スタディサプリで学習すれば、今までわからなかった内容がスルスルと身についていきます。
運営会社はホットペッパーやゼクシィ、じゃらん、リクナビなどのサービスを展開している大手企業のリクルートですので、信頼性もバツグンの教材です。
月額1980円と、気軽に始められる料金体系のため、

という中学生にピッタリです。
- ベーシックコース(月額1980円、全講座が利用し放題)
- 個別指導コース(月額9,800円、上記に個別指導サービスが追加)
の2種類のコースが用意されていますが、教材としてならベーシックコース(月額1980円)で十分です。
どちらのコースもトライアル期間として、2週間無料で全機能をお試し利用できます。





3位 スマイルゼミ
3位はスマイルゼミです。スマイルゼミの特徴は専用タブレットで映像授業~問題演習まで全て完結できる点です。
専用タブレットは以下のようなイメージです。
塾講師目線でおすすめなポイントは「確認テスト」がところどころにある点です。
テストで良い点を取るためにはわかっているだけではダメで、思い出して正解できる必要があります。
そのため、確認テストは非常に重要な学習ポイントです。
スマイルゼミでは、クイズのような「テスト」が散りばめられているので、勉強嫌いでも夢中になって成績をあげることができます。
映像授業での解説もついていますので、理解もばっちりのおすすめ教材です。
Youtuberのゆーぽんさんも中学生時代に学習者目線でレビューされていますので、実際に使ったイメージの参考になります。
ゲーム性がある教材なので、新しいもの好きなお子様にとてもおすすめな教材です。


4位 自由自在問題集
4位は自由自在問題集です。こちらは書店で買える問題集です。
中学自由自在問題集 英語: 基礎から難関校突破まで自由自在の実力をつけるスーパー問題集
自由自在問題集は中学校の範囲を網羅的にまとめている一般的な問題集なんですが、問題選定がバツグンにセンスがいいです。
1つの単元を4~6ページで復習ができるので、かなり問題数が絞られているのですが、「テストに出ない問題は徹底的に省いた」といったイメージで、少ないページ数でも十分なテスト対策ができるようになっています。
少ない時間で効率的に総復習をしたいような中3のお子様におすすめです。
基本問題から徐々に発展問題へとレベルアップしていくので、無理なく学習できます。
家庭教師で指導していた生徒さんでも使ってもらってましたが、たった3ヶ月で偏差値60→65と成績をグングンと伸ばしてくれていました。
塾や映像授業、通信教育といったものをメイン教材にしながら、模試対策のサブ教材として使うのもおすすめです。
5位 Z会
5位はZ会です。人気の通信教育ですね。
Z会はとても本格的なので、難関校を目指す中学生に特におすすめな教材です。
一般的な問題集では、「基本の解説ページ」はシンプルな説明になっていることが多いですが、Z会では次のように「本質的な考え方」から説明されています。
本質的な説明を読みながら考えて勉強できるので、基礎レベルの問題でもしっかりと「応用力」を身につけていくことができます。
さらに、応用問題では「添削サービス」で自分の気づいていないミスにも気づくことができます。
「生徒自身がしっかりと考えること」によって確実に応用力を身につけていくことができる教材です。
勉強が好きだったり、目標がハッキリしていてやる気があるお子様はぜひZ会を試してみてください。

6位 教科書トレーニング
教科書トレーニングは「教科書に合わせた問題集」、いわゆる教科書準拠問題集です。
教科書に合わせて勉強ができるので、定期テスト対策に効果バツグンです。

と、成績を上げやすくなるので、定期テスト対策で学校の問題集と合わせて演習しておくと効果バツグンです。
教科書準拠問題集について、詳しくは以下の記事をお読みください。

7位 まんが攻略BON!
まんが攻略BON!はまんがで中学校の学習内容をおさらいできる参考書です。
こういったマンガ教材はストーリーがつまらなかったり、どっちつかずだったりするのですが、攻略BON!はストーリーもしっかりした、読み応えのあるマンガ参考書になっています。
特に歴史はストーリーで理解できるので、まんがと相性がいいです。
メイン教材というよりは、息抜きを兼ねて休憩中に利用するサポート教材というイメージです。
伸ばしたい教科のマンガをトイレにそっと置いておくだけでも効果的です。
あくまでサブ教材の位置づけですが、なかなかおすすめの教材です。
8位 くもんの中学基礎がため
8位は『くもんの中学基礎がため』です。
『くもんの中学基礎がため』は本っっ当に基礎の部分から無理なく演習ができるとてもやさしい教材です。
勉強が苦手なお子様のとっかかりの教材としておすすめです。
非常にわかりやすいですが、社会人の学び直しにも使っている人がいるくらいに良質なテキストになっています。
9位 面白いほどわかる本
『面白いほどわかる本』は書店で買える中学生向けの参考書です。
大学受験生にはかなり人気のシリーズで、私自身も大学受験生時代にはかなりお世話になりました。
このシリーズの特徴は
「授業が全て本になっている」
ということです。
先生が語りかけるような文体で説明してくれるので、わかりやすい授業を受けているかのようにスイスイ頭に入ってきます。
文章なら「読み飛ばし」ができるので、学習者の速読スキル次第で効率アップが無制限にできます。この教材のいいところです。
対する問題点は「文章を読むのが嫌いだと苦痛」ということです。
中学生で速読スキルが十分に身についた子は少ないので、普通は映像授業を倍速で見る方が現実的だと私は考えています。
いい教材なのですが、合う人が限られているのでこの順位となりました。
10位 中学ひとつひとつわかりやすく
『中学ひとつひとつわかりやすく』は全レッスン無料動画付きの問題集です。書店で購入できます。
見開き2ページで1つの内容を学習できるようになっているので、「苦手教科をさらっと短時間で復習したい」という場合におすすめです。
ただ、時間がある場合はスタディサプリでじっくりと学んだほうが授業もテキストも質はいいかなと思います。
市販教材としてはまずまずの出来の教材ですね。
科目別!中学生におすすめの問題集ランキング






さいごに
繰り返しになりますが、
「中学生の家庭学習は教材が命!」
といっても過言ではありません。
お子様に合った家庭学習教材で努力を結果に結びつけてあげてください!

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