大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
【勉強が始められない人へ】勉強のハードルを下げる3つの方法
勉強を始めようと思っても、なかなか手がつかない
こうした悩みは多くの生徒が抱えています。
でも、これは「意志が弱いから」ではないです。
このページでは、勉強が始められない原因と、そのハードルを下げて勉強を習慣化するための具体的な方法を紹介します。
この記事を読めば、今すぐ勉強を始めるための考え方がわかります。
勉強を無理なく始められる考え方を身につけて、面白いほど勉強ができるようになってください!
なぜ勉強が始められないのか?原因を探る
勉強に手をつけられない理由を「やる気がないから」と考えてしまいがちです。でも、これは間違いです。
しかし、実際にはそれだけではありません。
多くの人が持っている「勉強に対する完璧主義的な期待」が、行動を妨げているのです。
次のような考え方に心当たりはありませんか?
やる気がないと始めても意味がない
勉強するなら1時間は続けるべき
やるなら集中して一気にやりたい
一度で覚えたい
これらの考え方は一見、理想的に見えます。
でも、現実的にはほとんどの場合、自分へのハードルが高すぎるために、勉強のスタートができなくなっているんです。
完璧主義をやめることで、勉強を始められない悩みは解決していきます!
勉強のハードルを下げる3つの方法
では、どうすればそのハードルを下げ、勉強を無理なくスタートできるのか?
今すぐ真似できる3つの方法論を紹介します。
1.「5分だけやる」
勉強を習慣化している人の多くは、「やる気がなくてもとりあえず5分だけやる」といった方法を実践しています。
5分だけなら、集中力ややる気が足りないと感じる時でも始めやすいですし、最初の一歩を踏み出すことで脳が活動モードに切り替わります。
脳は、行動を始めるとその流れに乗りやすい特性があります。
したがって、たった5分でも手を動かすことで、そのまま続けられることが多いのです。
最初の一歩が難しいと感じるなら、この「5分だけやる」という考え方を取り入れてみてください。
2.「やる気に頼らない」
多くの人が「やる気がないから勉強を始められない」と考えますが、実際のところ、やる気に頼る必要はありません。
むしろ、やる気がなくても行動に移せる環境を整えることが鍵です。
やる気は気まぐれなもので、常に高い状態で保つことは不可能です。
そこで、「やる気がないから勉強できない」という思い込みを捨て、やる気に左右されずに勉強を始められるルーチンを作りましょう。
たとえば、朝起きてすぐに5分だけ勉強する、帰宅後すぐに机に向かうなど、行動に焦点を当てたルーチンを組むことで、やる気が出るのを待つ必要がなくなります。
私たちは、やる気がなくても、歯磨きはしています。それは、毎日寝る前には歯磨きと決めているからです。
それを活用すれば、やる気がなくても、勉強ができるようになるはずです。
3.「完璧主義を手放す」
「一度で全て覚えたい」と思っていると、勉強がプレッシャーになり、始めること自体が億劫になります。
しかし、勉強は一度で完璧に覚えるものではありません。反復が知識を定着させる鍵です。
例えば、英単語を一度で全て覚える必要はなく、何度も復習していくことで記憶が深まります。重要なのは、繰り返しを前提にすることです。最初から完璧を求めず、少しずつ前進することで確実に知識が蓄積されます。
やる気がなくても、いいんです。
コンディションが万全じゃなくても、いいんです。
覚えきれなくても、もう一度戻ってやり直せます。
何度もやればやるほど、勉強はできるようになります。
「昨日より今日、1つでも新しいことを知れたらOK」
そんな気持ちなら、気楽に勉強をスタートできるようになります。
勉強を習慣化できる簡単なアクション
さいごに、実際に上記の方法を試してみたいと思った方へ、簡単にマネできる具体的なアクションを紹介します。
タイマーをセットして5分だけ勉強する
スマホやキッチンタイマーで、まずは5分間だけ勉強をしてみましょう。5分で終わってもいいですし、調子がよければそのまま続けても構いません。ノルマは5分だけです。
1度の勉強の期待を小さくする
「今日は英単語を100個覚える」といった大きな目標ではなく、「1個でも覚えられればOK」といった小さな目標にしましょう。そして、終わったらできるようになったことを振り返ってみてください。確実に成長しています。達成感を感じやすくなり、勉強が続けやすくなります。
やる気に頼らないルーチンを作る
毎日決まった時間や状況で机に向かうルーティンを設定し、やる気がなくても勉強に取り組むスケジュールを決めてみましょう。歯磨きと同じように、5分やるだけのルーティンです。
まとめ
勉強が始められないと感じている人は、完璧主義的な考え方をやめて、勉強へのハードルを下げることが鍵です。
5分だけやる、やる気に頼らない、完璧を求めず繰り返すことで、勉強を無理なくスタートできます。