部活が得意な人は勉強も得意になれる!「3つの理由」&「両立するための5つのコツ」

この記事を書いた人
NAO / 家庭学習法アドバイザー

大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大へ逆転合格/勉強法を教えた生徒は「2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストの5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成/著書『成績があがる中学生の勉強法』『だから勉強ができない20の考え方』

部活一筋でがんばってきた人の中には「勉強は向いていない」と思っている人も多いのではないでしょうか。

でも、そんなことはないんです!

むしろ、部活をがんばってきた人だからこそ、勉強はできるようになります!

目次

部活は勉強に役立つ!

部活が得意な人は勉強も得意になれる!

部活一筋に生きてきた人は、「勉強は全然できないけど、部活は負けない!」という人たちです。そういう人は勉強もできるようになります。

「部活と勉強は関係ない」と思われるかもしれません。確かに、例えば野球部と数学では全く違った知識を使います。

しかし、部活で身に着けていた力は勉強にも役に立つんです!

部活で身に付く3つの力を紹介します。

得意になる理由1:集中力が高い

1つ目の力は集中力です。「部活に熱中していて、気付いたら夜だった」なんてことは「部活あるある」ではないでしょうか。

部活にハマる人は「自分がやりたいことに熱中できる人」です。熱中するから、尋常じゃないくらい集中できます。

この高い集中力があれば、勉強の効果は倍増します。

得意になる理由2:(ほぼ)毎日がんばれる「継続力」がある

2つ目の力は「継続力」です。部活はほぼ毎日あります。日々の練習は楽しいことも多いですが、やはり嫌なことや辛いことも多かったはずです。それでも続けてきたんです。

実は「続ける」とうのは本当に難しいことなんです。大人でも難しいことです。

「辛くても、頑張る」という力は、勉強ができるポテンシャルになります。

得意になる理由3:目標を達成しようとする意志

3つ目の力は「達成力」です。部活を続けて、得意になれたのは、なにか目標があったからだと思います。「野球の大会で勝ちたい!」「サッカー部のレギュラーをとりたい!」「クラリネットが上手になりたい!」。このような目標に向かって真剣に頑張ってきたはずです。

自分の目標に向かって頑張れる力は、勉強でも成果を出してくれます。

では、どうして今は苦手なのか

部活が得意な人はこんなにも勉強の才能があります。では、才能があるのにどうして苦手なのでしょうか。

その理由は1つだけです。「部活ではあたり前にしていることを、勉強ではやっていないから」です。

部活では、

  • 「自分が納得いくまで何度も練習する!」
  • 「試合前だけじゃなく、普段の練習も大事!」
  • 「先輩のアドバイスはめちゃくちゃ聞いて練習しよ!」
  • 「9時から10時は自主練だ!」

と考えますよね。

でも、勉強では

  • 「間違えたけど、まあいいか」
  • 「テスト前にやればいいや」
  • 「先生の言うこと聞いてなかった」
  • 「勉強やってなかったけど、疲れたし寝るか」

と思っていませんか。

部活も勉強も得意になるコツは同じです。部活が得意なアナタは実はそのコツを知っています。それを勉強にも使ってみればいいんです。

ここからは、そんな部活も勉強も得意になれるコツを5つ紹介します。

両立するコツ

両立するコツ1:勉強に対する「目標」を持つ

「勉強での目標ってなんですか?」

こう聞かれると苦しい人は多いのではないでしょうか。しかし、そんな人も部活での目標ならすぐに答えられるのではないでしょうか。

「やらなきゃいけないから、仕方なくやる」では面白くないです。でも、「目標に向かって頑張る」は楽しいんです。

勉強に対する「目標」を持ちましょう。

でも、「テストで30点から35点にする」みたいな目標はダメです。部活でのコツを考えてください。「この前の試合は1-7で負けたから、今度は1-5で負けよう!」って目標を立てたことありますか。ないですよね。

「テストで80点とる!」「今度は勝つ!」

恥ずかしくてもいいんです。大きな目標を立ててください。そうすれば楽しく頑張れます。

両立するコツ2:「テスト前にまとめてやる」という考えを捨てる

部活が忙しい人は「勉強はテスト前にまとめてやろう!」と考えている人は多いのではないでしょうか。テスト前は部活の練習が休みになるところが多いので、確かにやりやすいですよね。

しかし、これも部活でのコツを考えてくださいね。

「試合前にまとめて練習しよう!」って考えたことありますか。意味ないですよね。

「試合前練習する」から意味があるんです。

「テスト前にまとめて勉強する」のは「試合前だけまとめて練習している」のと同じです。

部活と同じく、日々の練習が大切です。

両立するコツ3:めっちゃ寝る

「眠くて学校の授業に集中できない」という人はいませんか。部活が忙しい人にはけっこういます。

勉強が苦手な人は学校の授業をおろそかにしてしまいます。しかし、「授業時間」は部活で言う「練習時間」なんです。

自主練も大切ですが、メインの時間で練習したほうがずっといいんです。

学校の授業中こそ勉強できるように、眠くならないように、しっかりと寝ることはめちゃくちゃ大切です。

部活で疲れているはずなので、私なら8~9時間は寝たいですね。

両立するコツ4:勉強する時間を決める

部活が忙しくても宿題は出ます。勉強が得意になるためには宿題以外の復習もしたいです。でも時間がない!

時間がないときにオススメなのが、「勉強時間」を決めておくという方法です。「21時~22時は勉強のことをやる時間!」という感じです。

時間がないのは「部活が忙しいから」という理由もあります。しかし、意外と「だらだらしている時間」が勉強時間を大幅に奪っているんです。

「勉強嫌だなーと思っていたら、寝る時間だった」という経験はありませんか。勉強嫌だなーと思いながらなんとなく過ごした時間は有意義でしたか。

この「だらけきった時間」を「勉強時間」に変えることができれば、部活も勉強も両立できます。

だらけないように勉強する時間を決めておきましょう。

両立するコツ5:間違えたら何度も練習する

部活ではやっているのに、勉強ではやらない。最もやらないのが「反復練習」です。みんな勉強では本当に全然やってくれない!

部活でミスしたら悔しいですよね。できるようになりたい。だから、何度も納得がいくまで繰り返し練習します。例えば、バスケ部の人はフリースローを数えきれないほど練習していますよね。

しかし、勉強ではどうでしょうか。全くやっていないか、1回やり直すくらいですよね。それなら勉強ができないのはあたり前ではないでしょうか。部活と同じように練習すればできるのに。

部活と同じように、間違えたら「納得するまで解き直す」ということが大切です。個人差がありますが、私なら5~10回は必要です。

何も考えずにノルマ(宿題)をこなすのではなく、試合(テスト)でできるように練習しましょう。

まとめ

部活ができる人は勉強もできるようになります!部活での練習方法を勉強にもあてはめてみるだけです。

部活も勉強もできる人は本当にカッコいいですよね。

NAO

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  • 中学生時代はオール5、テスト450点超え
  • 自分は勉強の才能があると思ってた
  • 本当は塾に言われた勉強法のとおりにやっただけ
  • 偏差値70の高校へ入学

勉強に自信をなくした高校時代

  • 高校で塾に行かなくなり成績が急降下
  • 周りのレベルが高いためと思っていたが嘘だった
  • 全国共通模試でも偏差値50以下まで低下
  • なぜか阪大を受験し当然のように玉砕
  • 勉強の才能がなかったと気づく

勉強法の大切さに気づいた浪人時代

  • 浪人し、勉強法にもいろいろあると知り学び直す
  • 中学時代と高校時代での勉強法の違いに気づく
  • 中学時代の勉強法をベースに研究し勉強法を正す
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