成績が悪い子どもの将来はどうなるの?今すぐやるべき対処法も合わせて紹介

この記事を書いた人
NAO / 家庭学習法アドバイザー

大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/自身のE判定からの阪大逆転合格の経験を元に独自の勉強法を開発/勉強法を教えた生徒は「2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストの5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成

100万人に読まれた勉強法ブログ「スタハピ」、自宅で成績を上げる「正しい勉強法の無料講座」を運営、企業の人材育成の専門家としても活動、著書『成績があがる中学生の勉強法』『だから勉強ができない20の考え方』

 

子どもの成績が悪いままだと将来どうなるの?

NAO

こんな悩みにお答えします!

お子様のテストの成績が悪かった時に、「子ども将来が心配になってしまう」という保護者様は多いのではないでしょうか。

「勉強ができるほうが将来は有利」と言われがちだけど、実際にどうなのか。成績を上げる方法はないのか。不安になってしまいますよね。

そこで、これまで塾講師として多くの生徒の成績アップをサポートし、そして、現在はWeb企業の事業責任者として若手社員の教育など実業務にも深く携わってきた経験から、

「成績が悪い子どもの将来はどうなるのか」

「将来を明るくするためにできることは何か」

について悪影響や対処法について紹介します。

本記事の内容を、お子様と将来について考えるきっかけにしていただけると嬉しいです。

目次

成績が悪い子どもの将来への3つの悪影響

 

成績が悪い子どもは将来どうなるの?

NAO

3つの悪影響の可能性に注意してください!

子どもの成績が悪いことで、将来に悪影響を及ぼす可能性があるのは、次の3つです。

  1. 学歴による将来の選択肢が狭まる
  2. 勉強法が身についていないため、仕事のスキル習得が困る
  3. 自信がなくなり、新しい知識へのチャレンジ精神が薄れる

順に解説していきます。

1.学歴による将来の選択肢が狭まる

1つ目は「学歴による選択肢が狭まること」です。

現代の職業では、頭で考える「頭脳労働」が比較的多いため、どうしても高学歴のほうが有利に働く職業があります。

もちろん、「高学歴なら、仕事ができる」、「高学歴でなければ、仕事ができない」ということが決まるわけではありません。

ただし、「高学歴のほうが仕事ができる人が多い(気がする)」という傾向は一般論としてあります。

そのため、採用の効率を上げるために、高学歴でない人は書類選考で落とす「学歴フィルター」が存在する企業は少なくありません。

だから、成績が悪く、結果的に学歴が低くなった時に入れなくなる企業は出てきてしまう可能性があります。

実際に正社員になっている人の割合は、高学歴(大卒・大学院卒)である人のほうが高いというデータもあります。

最終学歴、雇用・就業形態別若年労働者割合
厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査結果の概況」のデータより作成

また、学業レベルの高い学部を卒業していないとなれない職業も存在します。極端な例では、「医学部を卒業しないと、医者になれない」といったものです。

その他、弁護士になるために必要な司法試験、薬剤師になるために必要な国家試験など、勉強ができないと就けない職業は多々あります。

成績が悪いままだと、そういった職業につける可能性は狭まっていくことはデメリットとして挙げられます。

2.勉強法が身についていないため、仕事のスキル習得が困る

2つ目の悪影響は「仕事のスキル習得に困る」ということです。

学校の成績が悪い子は、成績がいい子に比べて、英語や数学、国語といった教科を身につけられていないです。

この原因は才能ではなく、正しい勉強法で勉強ができていないことで「必要な知識を覚えられていないから」です。

そのため、将来に必要な「仕事のスキル」についても上手く身につけられない可能性があります。

もちろん、英語や数学、国語といった教科を直接将来の仕事で使う人は少ないです。学校の先生くらいでしょう。

ただ、英語をゼロから身につけたように、

  • 営業に必要な商品知識をゼロから身につける
  • マーケティングをゼロから身につける
  • プログラミングをゼロから身につける

といった「仕事についての勉強」は必ず必要になります。

英語や数学のような学校の勉強を身につける方法がわかっていれば、仕事のスキルを身につける方法も大して変わりません。

でも、英語や数学の身につけ方がサッパリわからない人は、こういった仕事のスキルも試行錯誤しながら身に付けないといけなくなります。

このように正しい勉強方法が身についていないことは「仕事の習得スピード」へも悪影響がある可能性があります。

3.自信がなくなり、新しい知識へのチャレンジ精神が薄れる

3つ目の悪影響は「自信がなくなってしまい、新しい知識へのチャレンジ精神が薄れてしまうこと」です。

「頑張っているのに成績が上がらない」という経験が続いてしまうと、どうしても「才能がないからやってもムダだ」と考えてしまいます。

そのように考えてしまうと、だんだんと新しいことについても「やってもムダだ」と考えてしまうようになります。

もちろん、「やってもムダ」というのは思い込みですが、諦めモードになってしまうと新しいチャレンジに消極的になってしまいます。

現代はAI技術や5Gの通信技術など新しい技術がどんどん発明されている世の中です。そんな世界で生き抜くためには、新しい知識に積極的に挑戦できる人のほうが有利になります。

特に「勉強を頑張っているのに成績が上手く上がらない」という子は、やってもうまくいかない経験から、チャレンジへ消極的になってしまう可能性があるので注意が必要です。

将来への悪影響を防ぐための3つの対処法

 

将来幸せに生きてもらうためにはどうすればいいの?

NAO

次の3つの対処法がおすすめです!

ここまで成績が悪いことの悪影響を考えてきましたが、もちろんそんな悪影響は受けたくないですよね。

だから、ここからは悪影響を防ぐための3つの対処法を紹介していきます。

その対処法とは次の3つです。

  1. 勉強以外の自信が持てることを見つける
  2. 勉強と関連性の低い進路を選ぶ
  3. 成績を上げるために正しい勉強法を身につける

順に詳しく解説していきます。

1.勉強以外で自信が持てることを見つける

1つ目の対処法は「勉強以外で自信を持てることを見つける」ということです。

成績が悪いことで悪影響が多いのはあくまで勉強面だけです。

だから、勉強以外で得意なことを見つけることで、自分に自信を持つことができるようになります。

また、勉強以外で成功しようと思っても、

  • できない部分を徹底的に練習する
  • 絶対できると自分を信じてトレーニングをやりきる
  • Youtubeなどに時間を浪費するのをやめてトレーニングに時間を割く

といった成功法則は勉強でもスポーツでも音楽でもゲームでも共通しています。

だから、自分の好きなことできちんと結果を出すことで、その成功法則が身について、勉強面でも上手くいく可能性があります。

勉強がどうしても苦手な場合は、他のことで強みを発揮することは選択肢として十分おすすめできます。

2.勉強と関連性の低い進路を選ぶ

2つ目の対処法は「勉強と関連性の低い進路を選ぶ」ということです。

特に製造業やプログラマーなどの必要知識が多い業界や、医師や弁護士などの専門職は勉強ができたほうが圧倒的に有利です。

でも、そういった職業が全てではありませんし、別の職業に就いても、もちろん幸せになることはできます。

例えば、歌手やスポーツ選手、画家、Youtuberといった職業です。

どんな職業であっても、先人たちのノウハウを勉強することは必須です。そのため、勉強が全く役に立たないことはないですが、勉強面よりも大切な要素が多くなっていきます。

勉強がどうしても苦手で、勉強をするのも苦痛という場合は、勉強の必要性が低いような進路を選ぶのも、将来の幸せのために十分おすすめできます。

3.成績を上げるために正しい勉強法を身につける

3つ目の対処法は「成績を上げるために正しい勉強法を身につけること」です。

私としては、この3つ目の対処法が最もおすすめしたい対処法です。

勉強ができないのは、頭が悪いせいでも、才能がないせいでもありません。ただ、「勉強のやり方」が間違っているからです。

だから、「努力しても勉強ができない」と自信をなくしてしまうならば、「努力すればするほど面白いほど成績が上がるやり方」つまり、「正しい勉強法」で勉強をすればOKです。

  • できるところまで戻る
  • 間違えた問題を解き直しをする
  • テストの分析をしっかりとやる

こういった勉強方法ができていないうちは、全く諦める必要はありません。取り入れればすぐに成績はアップしていきます。

詳しい勉強法については次の記事で紹介していますので、こちらを参考にしてください。

また、正しい勉強法を知りたいと思っていただける保護者様のために、自宅で今すぐ使える「たった7日間で成績を上げる方法」について無料のLINEマガジンで紹介しています。

お子様の成績アップのサポートとして、ぜひこちらも活用いただけると嬉しいです。

さいごに

勉強ができないと、自信をなくしたり、不安になることは多いと思います。

私自身も高校時代に全く勉強ができなくなってしまったので、とてもツラかったです。

もちろん、勉強が将来の全てではありません。だから、勉強以外の道を考えるという対処法は大いにアリです。

でも、勉強は「正しい勉強法」であれば、誰でもできるようになります。

できれば、勉強を諦める前に、勉強法を変えて、グングンと成績を上げていっていただきたいです。

どんな職業につくにしても、先人たちの成功体験や知識を勉強することは大切になります。

学生時代の勉強に集中できる時期だからこそ、一生モノの「勉強のやり方」を身につけることは、必ず将来のためになるはずです。

「正しい勉強法」は未来を変える

 

がんばっているのに成績が伸びない…

NAO

才能の問題ではありません。勉強法がどこか間違っているだけです!

確信を持って言えます。

勉強ができないのは才能の問題ではありません。ただ、正しい勉強法を知らないだけなんです。

私自身がそれを身をもって経験してきました。次のとおりです。

【私が「子どもの将来のために、今すぐ勉強法を正すべき」と確信を持つまで】

  • 中学生時代はオール5、テスト450点超え
  • 自分は勉強の才能があると思ってた
  • 本当は塾に言われた勉強法のとおりにやっただけ
  • 偏差値70の高校へ入学
  • 高校で塾に行かなくなり成績が急降下
  • 周りのレベルが高いためと思っていたが嘘だった
  • 全国共通模試でも偏差値50以下まで低下
  • なぜか阪大を受験し当然のように玉砕
  • 勉強の才能がなかったと気づく
  • 浪人し、勉強法にもいろいろあると知り学び直す
  • 中学時代と高校時代での勉強法の違いに気づく
  • 中学時代の勉強法をベースに研究し勉強法を正す
  • 半年でE判定からA判定へ上がり阪大へ合格
  • 勉強は才能ではなく、やり方ではないか?
  • 塾講師や家庭教師として生徒にも勉強法を教える
  • 27点→73点、80点→90点超え連発、D判定→合格など劇的な成績アップ
  • 勉強は才能の問題ではなく、勉強法が大切と確信
  • 全ての人に勉強の才能はある
  • 生徒の「勉強って将来役立つの?」の疑問を研究したい想いが強くなる
  • 商社、ベンチャーとビジネスの世界を渡り歩く
  • マネージャー、経営企画、人事の立場でビジネスパーソンの成功成長に向き合う
  • 成長し続けられる力こそ要だと確信を持つ
  • 正しい勉強法は、成長法則そのものだと気づく
  • そこが高学歴で仕事ができる人と、高学歴でも仕事が苦手な人の違いそのもの
  • テクニック的に勉強してテストの点数や合格だけとっても、将来に役に立たない
  • 本質的な考えに基づいて勉強すると、テストも劇的に伸び、将来にも応用が効く
  • 中学生から正しく勉強できれば、自信がつき、将来にも活きる
  • 正しく勉強できなければ、がんばっても結果が出ず、才能がないと思い込んでしまう
  • 勉強は才能ではなく、やり方の問題
  • 正しくやれば、面白いほど伸びる
  • 「将来のために、勉強法は今すぐ正すべき」だと確信を持つ

こんな想いで、お子さんの将来にも、今の成績にも、受験にも、お役に立てるように日々ブログや各種SNSで発信をしています。

NAO

「正しい勉強法」について詳しく知りたいと思っていただけた方は、ぜひフォローいただけると嬉しいです!

また、下記の無料講座では「子どもの成績を7日間で変える」をコンセプトとして、さらに詳しく体系的にご紹介しています。よろしければ、こちらもぜひご活用ください。

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