大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
頭がいい親ほどやってしまう!子どもの成績を下げてしまう落とし穴とは
今回は、頭がいい親ほどやってしまう子供の成績を下げてしまう落とし穴についてお話します。
お父さんお母さんが勉強ができることは、お子様の成績にとってもちろん良いことが多いですが、実は勉強ができる保護者様ほどやってしまう子供の成績を下げてしまうような行動があります。
次のYoutube動画でも音声で解説しています!
成績を下げる行動: 難しい問題集を与えてしまう
結論として、どういうものがついついやってしまう成績を下げてしまうような行動なのかというと、難しい問題集を与えてしまうことなんです。
勉強ができるお父さんお母さんとしては、お子様に早くもっとできるようになってほしいという思いが強いため、ついついレベルの高い問題集を買ってきてしまったりしがちなんです。
しかし、問題集が難しいと、お子様は勉強がつまらないと感じることが多くなってしまいます。
勉強は積み上げ式: 適切なレベルの問題集が大事
勉強は積み上げ式であり、今のレベルにあった問題集から始めることが大切です。特にお子様が60点や70点を取っている時に、応用問題集をやるのはよくあるミスです。
60点や70点の子は、実はまだ基本問題がきちんとやりきれていなかったりします。基本問題をきちんとやりきるだけで、応用問題が解けるようになったりするんです。
応用問題は、基本問題や基本知識の応用をする問題です。応用問題が解けない原因は、実は応用力がないとか頭が悪いということではなく、応用すべき基本的な知識がまだ覚えきれていないことが多いのです。
難しい問題集は自信を失わせかねない
応用問題集をやってしまうと、お子様は固まっていない知識で応用問題に挑戦することになり、勉強が難しくなって自分の頭が悪いと感じたり、勉強の才能がないと思うようになってしまうことがあります。
もちろん、目標が高く前向きなお子様であれば、応用問題集に挑戦しても問題ない場合もありますが、お子様がどんな状況なのかを見極めることが大切です。
もし難しい問題集をやっていて、お子様が悩んでいるようなら、問題集のレベルを今のレベルに合わせたものに変えてみてください。
お子様のレベルに合った問題集を選ぶ
成績アップしてほしいという思いが強いほど、応用問題集や難関高校・大学対策問題集などを買ってあげたくなることがありますが、今のお子様のレベルに合った問題集を選ぶことが大切です。
お子様の成績向上のためには、基本的な問題集に戻って、わかるところまでレベルを下げて、しっかりと基礎を固めることが大切です。
まとめ
親の学力が高いほど、子供の成績を下げてしまう落とし穴についてお話しました。勉強ができる親ほど、子供に早くもっと成績を伸ばしてほしいという思いから、レベルの高い問題集を与えてしまうことがあります。しかし、これが逆に子供の成績を下げる原因になることがあります。
成績が60~70点程度のお子様には、まず基本問題をしっかりやりきることが大切です。基本問題をマスターすることで、応用問題が解けるようになります。お子様のレベルに合わせた問題集を選び、基礎を固めることが大切です。
今回の記事を参考に、お子様の成績向上のために適切な問題集を選んで成績アップをサポートをしてあげてください!