大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
中学生は東進オンライン学校とZ会のどちらを選ぶべき?元塾講師が徹底比較して解説
東進オンライン学校とZ会で迷っているけど、本当に選ぶべきなのはどっち?
こんな悩みにお答えします!
東進オンライン学校は、一流講師による映像授業が特徴で、基礎から着実に理解を深められるオンライン学習サービスです。
Z会は、質の高い教材と添削指導で、応用力・思考力を高め、難関校合格者を多数輩出してきた通信教育サービスです。
どちらも全国的に有名な学習サービスであり、評判が高いからこそ「どっちを選べばいいのか…」と迷ってしまいますよね。
これまで多くの中学生の成績アップをサポートしてきた経験から、「中学生は東進オンライン学校とZ会のどちらを選ぶべきなのか」、学習スタイルや目的に合わせた最適な選び方を詳しく解説していきます。
【結論】東進オンライン学校とZ会の最大の違いは「学習スタイル」と「得意レベル」
はじめに結論から紹介します!
東進オンライン学校とZ会の最大の違いは、「学習スタイル」と「得意な学習レベル」にあります。
- 「映像授業で基礎から分かりやすく学びたい人」は東進オンライン学校
- 「添削指導で応用力を養い、難関校合格を目指したい人」はZ会
を選ぶのがおすすめです。
詳しい比較は次のようになります!
項目 | 東進オンライン学校 | Z会 |
---|---|---|
価格帯 | 2,980円~/月 | 9,970円~/月 |
教材の特徴 | 有名講師の映像授業+確認用テキスト | 質の高いタブレット学習+記述添削問題、難関校レベルまで対応 |
サポート | 映像授業メイン、オンラインフォーラムによる質問対応等 | 添削指導やサポート体制が充実、思考力強化に有利 |
難易度 | 基礎~標準レベルが中心(上位校対策講座も一部あり) | 基礎~難関校対応、応用力重視の高度な問題が豊富 |
学習スタイル | 自宅で映像授業を視聴し理解重視 | タブレットでの学習+添削でアウトプットを強化し実戦力アップ |
東進オンライン学校は、映像授業によって理解を深め、苦手箇所を“わかる”状態に導くことに長けています。そのため、基礎固めや、映像を通してのわかりやすい解説を求める人におすすめです。
塾に通うと考えると通常なら2~3万円ほどの授業料が必要になりますが、東進オンライン学校なら授業料も月額2,980円~と非常にコストパフォーマンスがいいです。
通常の塾ではありえない10日間の体験入塾ができるので、興味がある場合は無料体験だけでも受けてみられることをおすすめします。
一方、Z会は、質の高い問題と添削指導によって“解ける力”を身につけることに注力しています。そのため、既に基礎が身についており、さらなるレベルアップや難関校合格を目指す人におすすめです。
個別の添削サービスが強みのためやや高額ですが、応用力を身につけるには唯一無二と言える存在です。公式サイトで見本教材を見ることができるので、気になる場合はぜひチェックしてみてください。
ここからは両者の特長をさらに深く見ていきます!
東進オンライン学校を選ぶメリット
- 有名講師によるわかりやすい映像授業
- 自分のペースで何度でも視聴可能
- 基礎~標準レベルを着実に強化しやすい
東進オンライン学校を選ぶメリットは、「映像授業で苦手分野を明確に理解し、基礎力をしっかりと固められる」ことです。
映像授業は、文章だけでは理解しにくいポイントを、講師の声や映像によって直感的に習得できます。
実際の映像授業は次のような内容です!
映像イメージで理解ができるため「あ、なるほど!」と気づきを得やすく、学校では「わかったつもり」だった部分を確実な知識へと変えていくことができます。
また、苦手な箇所は繰り返し視聴できるので、部活動などで忙しい中学生でも、自分のスケジュールに合わせて学習を深められます。
特に「何から始めればいいかわからない」「基礎が不安定」という段階では、東進オンライン学校は非常に強力な存在です。
つまり、東進オンライン学校は、「映像授業で土台を固め、確実な理解力を身につけたい中学生」にとって理想的な学習環境と言えます。
「映像を通じて何度も理解を深められる」のは、基礎力不足に悩む生徒にとって嬉しいポイントです。
また、似たサービスとして「スタディサプリ」も有名ですが、スタディサプリは「ライトな副教材」として、東進オンライン学校は「塾の代わりにそのままなるような本格的な映像授業塾」としての使い分けができます。
スタディサプリとの比較については次の記事で詳しく紹介していますので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
東進オンライン学校を選ぶデメリット
- 添削指導が少なく、アウトプット機会が限定的
- 自主的に問題演習を補わないと発展的な実戦力が身につきにくい
東進オンライン学校のデメリットは、「アウトプット機会や添削指導が少ない」ため、理解定着後の実戦強化には工夫が必要なことです。
映像授業はあくまでインプット中心の学習手段です。問題を解いていく過程で、自分の弱点を露わにし、添削やフィードバックを受けて対策を練りたいタイプの生徒にはやや物足りないかもしれません。
そのため、応用力の徹底的な強化をしたい場合には、別途問題集や演習教材を用いてトレーニングを積む必要があります。
基礎力がすでに身についていて、「自分では採点できないレベルの問題を添削してほしい」「応用的な演習力まで鍛えたい」という人には、東進オンライン学校単体では満足できない可能性があるので、注意が必要です。
東進オンライン学校がおすすめな人の特徴
- 映像で基礎事項を理解し直したい人
- 復習を何度でも繰り返せる環境が欲しい人
- 部活動と学習を両立するため、柔軟な学習スタイルを求める人
東進オンライン学校は「基礎固めをしたい」「苦手箇所を映像で明確に理解したい」という人に最適です。
部活動で忙しかったり、学校の勉強についていくのがやっとで余裕がない生徒でも、映像授業なら夜遅くでも、休日でも自分に合わせて学べます。
部活動がハードでも、帰宅後に30分ほど授業を視聴し、理解を積み重ねていくことで着実に成績を伸ばせます。
基礎力が不安定な段階の中学生にとって、東進オンライン学校は「間違いなく最初の一歩を固める」選択肢といえるでしょう。
通常の塾ではありえない10日間の体験入塾ができるので、興味がある場合は無料体験だけでも受けてみられることをおすすめします。
Z会を選ぶメリット
- 質の高い問題&添削指導でアウトプット力を強化
- 難関校を視野に入れた発展的な学習が可能
- 「考える力」を養うため、応用問題にも強くなる
Z会を選ぶメリットは、「添削指導による的確なフィードバックで、自分の弱点を明確にし、応用力・思考力を鍛えられる」点です。
Z会の教材は丁寧な解説と多様な出題形式を持ち、ただ問題を解くだけでなく「なぜこの解法が必要なのか?」と考えさせる構成になっています。
添削課題を提出するとプロ講師が適切なフィードバックを提供してくれるため、独学では見過ごしてしまう弱点もあぶり出せます。
タブレットでの実際の添削のイメージは次の動画がわかりやすいです!
丁寧な添削指導により、中堅校レベルからトップ校レベルまで対応可能な地力をつけていくことができます。特に「志望校が難関校」「定期テストで上位をキープしたい」「入試で差がつく応用問題を得点源にしたい」という人には、大きな武器となります。
つまり、Z会は、「高品質な演習教材と添削指導で、一歩上の実力を身につけたい中学生」にとって理想的な選択肢です。
「プロによる添削」で常に自分の弱点を把握できるのは、応用力養成のためにとても大切なポイントです!
Z会を選ぶデメリット
- 基礎力がまだ固まっていない段階だと難易度が高く感じられる
- 映像解説が少なく、理解面は独学がベース
Z会のデメリットは、「映像によるわかりやすい解説がほとんどなく、基礎が弱いと挫折しやすい」点です。
Z会は良質な添削指導を持つ一方、「わからない箇所を映像でサッと確認する」といった機能が弱いです。テキスト中心の学習に慣れていない、あるいは基礎学力不足で最初の段階から苦戦する可能性が高まります。
そのため、まだ自分自身でテキストの内容を理解することに不安がある人にとっては、いきなりZ会にチャレンジすると挫折してしまうかもしれません。
基礎力を身に着けたい人にとっては、東進オンライン学校や進研ゼミのような丁寧に学べる教材がおすすめです。
Z会がおすすめな人の特徴
- 基礎力がすでに固まり、より高難度の問題へ挑戦したい人
- 自力で問題に取り組み、添削指導で質の高いフィードバックを受けたい人
- 難関校・上位校への合格を明確な目標としている人
Z会は「標準問題は余裕で解けるようになった。もっと上を目指したい」というステージにいる中学生に最適です。
難関校を目標に掲げるのであれば、Z会の添削指導は非常に有用です。自分では気づけない解答の弱点や、より適切な解法への導き方など、プロからのフィードバックで学習効率を大幅に高めることが可能です。
80点以上取れていて、さらにハイレベルを目指したい人にとてもおすすめできる教材です!
まとめ
- 東進オンライン学校は、映像授業で基礎を強固にするインプット型学習に特化。「基礎力に不安がある」「映像で直感的に理解したい」という人におすすめです。
- Z会は、添削指導と上質な問題で応用力・思考力を鍛えるアウトプット型学習に秀でています。「基礎は固まっており、さらなる伸びを求める」「難関校を目指し、実戦力を磨きたい」という人におすすめです。
選び方のポイントは「自分が今、基礎固めの段階にいるのか、それとも応用力をさらに伸ばす段階にあるのか」ということです。
基礎固めをしたいなら「東進オンライン学校」を、応用力をさらに伸ばしたいなら「Z会」を選ぶのがおすすめです。
最高レベルの応用力まで見据えるなら、Z会は唯一といっていいサービスです。
東進オンライン学校も通常の塾ではありえない10日間の体験入塾ができるので、興味がある場合は無料体験だけでも受けてみられることをおすすめします。
もし、東進オンライン学校の申し込みにどうしても迷ってしまう人は、同様に基礎固め教材としておすすめできる「進研ゼミ」も合わせて比較検討するのもおすすめです。
次の記事で詳しく比較していますので、合わせて参考にしてみてください。