
大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/自身のE判定からの阪大逆転合格の経験を元に独自の勉強法を開発/勉強法を教えた生徒は「2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストの5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
こんにちは、元塾講師の勉強法アドバイザーNAOです。
これまで数多くの中学生の成績アップや高校受験生の志望校合格をサポートしてきた経験から、今回は「中学生のやる気を引き出す方法」について、科学的な根拠をもとに詳しく解説していきます。
「うちの子、やる気スイッチはどこにあるの?」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。実は、やる気スイッチは「ゆっくり押されていくもの」なんです。
まず、やる気のメカニズムを理解することから始めましょう。
やる気が生まれるためには、以下の3つの感覚が重要です。
これらの感覚が高まると、「行動するといいことが起こりそう!」という期待感が生まれ、自然と行動を起こしやすくなります。
実際に行動を起こすと、脳内で「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。これが俗に言う「やる気ホルモン」です。
勉強を始めるまでは億劫でも、いざ始めてみると意外と続けられた経験はありませんか?これは、ドーパミンの働きによるものなんです。
特に重要なのは、成長実感を感じるほどドーパミンが多く分泌されるということ。小さな「できた!」の積み重ねが、やる気の継続につながります。
理想的なやる気のサイクルはこのようになります。
行動する → 成果が出る → ドーパミンが出る → 褒められる → 自己肯定感・自己効力感が高まる → さらに行動したくなる
このサイクルを回すサポートをするのが、「やる気アップの秘訣」です。
しかし現実は、このような好循環がうまく回らないことが多いですよね。
ダイエット、ランニング、筋トレ、資格の勉強…大人でも継続が難しいものばかりです。
なぜでしょうか?
答えは簡単。すぐに成果が出ないからです。
成果が見えないと、ドーパミンの分泌が減り、やる気が切れてしまうんです。中学生の勉強も同じで、特に基礎的な学習は成果が見えにくく、やる気を維持するのが難しいのです。
やる気アップのためには、まずやる気を削ぐ原因を排除することが大切です。
成果が出ないと、やる気が削がれてしまいます。でも、「小さな成果」をきちんと見つけてあげればいいんです。
たとえテストの点数が変わらなくても、以下のような小さな成果を見つけて言葉にしましょう。
成果がどんどん出るとやる気が出ます。だからこそ、「成果が出る方法」で勉強することが大事です。
でも、多くの子どもたちは「非効率的な勉強法」で勉強してしまっています。
学校では、教科の内容は詳しく学びますが、「それをどうやって勉強すればいいのか?」は教えてくれません。
「成果が出る”正しい勉強法”」で努力するだけでも、やる気が出やすいサポートになります。
例えば、次の事例も参考にしてみてください。
問題を間違えたり、成績が下がったりすると、やる気が削がれてしまいます。
その時には、「失敗は成長のチャンス」と捉え直すことが大切です。
以下のような声かけで、失敗をポジティブな経験に変えましょう。
保護者の方が無意識にしてしまいがちな、やる気を削ぐ声かけや行動を見ていきましょう。
これらの言葉は、「自分はできない」という思い込みを強化してしまいます。
過度な指示や命令は、子どもの自己決定感を奪い、やる気を削いでしまいます。
無関心は、否定的な言葉以上に子どもを傷つけることがあります。
ここで重要なポイントがあります。
やる気をサポートするためには、保護者自身の自己肯定感、自己効力感、自己決定感が高いことが大切なんです。
余裕がないと、つい以下のような思考になってしまいます。
「私はこんなにやってるのに、なんでそんな態度を取られないといけないの?」
頭ではダメとわかっていても、ついやる気を削ぐ言動をしてしまう…これはあなたがダメなわけではありません。単に余裕がないだけです。
保護者の方が心に余裕を持てれば、自然と子どもへの接し方も変わってきます。
お子さんの現在のやる気レベルに応じて、適切なサポート方法が変わります。以下、3つのレベルに分けて解説します。
この段階では、自己肯定感を高めることに集中しましょう。
勉強のことはいったん忘れて、「お子様自身がかけがえのない存在であること」を自信をつけてあげてください。
注意点:この段階で勉強のやる気を出させようとすると逆効果です。まずは信頼関係の構築から。
この段階では、自己効力感を育てることが重要です。
小さくてもいいので達成感を感じられるサポートをしてあげてください。
ポイント:ハードルを下げて、「できた!」という経験を増やすことが大切です。
ここまで来れば、サポートを継続しながら加速させていきましょう。
次のようなハイレベルを見据えたサポートも効果的になります。
最後に、とても大切なことをお伝えします。
塾講師として多くの生徒を見てきた経験から言えるのは、1日でやる気MAXになる子はいないということです。
やる気は、何か月もかけて少しずつ育てていくものです。植物を育てるように、毎日少しずつ水をやり、日光に当て、時には肥料を与える。そんなイメージです。
焦ってしまうと、サポート側がイライラしてしまい、かえって逆効果になってしまいます。
中学生の3年間は、人生の中で見れば短い期間です。しかし、この時期に身につけた「頑張れば成長できる」という感覚は、一生の財産になります。
今すぐ結果が出なくても、あきらめずに続けていれば、必ず変化は起きます。その変化を信じて、お子さんをサポートし続けてください。
長い記事になりましたが、最後に今日からできる3つのアクションをまとめます。
今日、お子さんの小さな成長を1つ見つけて、具体的に褒めてみてください。
「宿題を自分から始めたね」「昨日より5分長く勉強できたね」など、どんな小さなことでも構いません。
週に1回でも良いので、保護者である「自分自身」のための時間を作りましょう。15分の読書時間でも、好きな音楽を聴く時間でも。
心に余裕ができれば、自然と子どもへの接し方も変わります。
簡単なメモで構いません。お子さんの「できた!」を記録し始めてください。
1か月後に見返すと、確実な成長が見えるはずです。
中学生のやる気スイッチは、保護者の方の愛情と根気で、ゆっくりと、でも確実に押されていきます。
焦らず、あきらめず、お子さんの成長を信じて、一緒に歩んでいきましょう。
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