偏差値40と偏差値70の勉強法の違いとは?才能ではない中学生の勉強で差がつくポイント【元塾講師が解説】

この記事を書いた人
NAO / 家庭学習法アドバイザー

大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大へ逆転合格/勉強法を教えた生徒は「2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストの5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成/著書『成績があがる中学生の勉強法』『だから勉強ができない20の考え方』

 
うちの子、毎日勉強してるのに成績が上がらないんです…
NAO
それ、実は勉強法の違いが原因かもしれませんね。偏差値40の子と偏差値70の子では、根本的に勉強のやり方が違うんです。

今回は、数多くの生徒を指導してきて気づいた「偏差値40と偏差値70の勉強法の決定的な違い」についてお話しします。

実は、偏差値70の子が特別頭がいいわけではありません。ただ、勉強のやり方が根本的に違うだけなんです。

目次

偏差値40の子がやりがちな「間違った勉強法」

まず、偏差値40前後で伸び悩んでいる子の勉強法を見てみましょう。

1. 教科書を読むだけ、ノートをまとめるだけで満足している

 
今日は教科書を3回も読んだよ!ノートもきれいにまとめた!
NAO
それは勉強の準備段階です。本当の勉強はここからですよ!

偏差値40の子の多くは、「勉強した気になっている」だけなんです。

教科書を読む、ノートをまとめる。これらは確かに大切ですが、これだけでは「わかったつもり」で終わってしまいます。

実際のテストでは、問題を解く力が求められます。でも、読むだけ・まとめるだけでは、その力は身につきません。

2. できない問題を放置している

偏差値40の子の問題集を見ると、こんな特徴があります。

  • 間違えた問題に×をつけて終わり
  • 解説を読んで「なるほど」と思って次へ進む
  • できなかった問題を二度と見返さない

これでは、同じミスを何度も繰り返すことになります。

NAO
できない問題こそが、あなたの「伸びしろ」なんです。そこを放置するなんて、宝の山を見逃しているようなものですよ!

3. 勉強時間だけで満足している

「今日は3時間も勉強した!」

確かに勉強時間は大切です。でも、時間をかけることと、実力がつくことは別問題です。

偏差値40の子は、机に向かっている時間は長いけれど、実際に頭を使っている時間は短い傾向があります。

偏差値70の子がやっている「本物の勉強法」

では、偏差値70の子はどんな勉強をしているのでしょうか。

1. 問題演習を中心に勉強している

NAO
偏差値70の子の勉強時間の8割は、問題を解くことに使われています。

教科書を読むのは最初の理解のため。その後は、ひたすら問題を解いて、できるようになるまで繰り返す

これが偏差値70の子の勉強法の核心です。

なぜなら、テストは問題を解く場だから。読解力や暗記力だけでなく、「問題を解く力」を鍛えているんです。

2. 間違えた問題を宝物のように扱う

偏差値70の子にとって、間違えた問題は「成長のチャンス」です。

彼らの勉強法はシンプルで、次のようなイメージです。

  1. 問題を解く
  2. 答え合わせをする
  3. 間違えた問題の解説を熟読する
  4. もう一度、間違えた問題だけを解き直す
  5. できるようになるまで、4を繰り返す
 
間違えた問題、5回も解き直したらできるようになった!
NAO
そうです!それが本物の勉強です。偏差値70の子は、みんなこれをやっているんですよ。

3. 「なぜ」を考えながら勉強している

偏差値70の子は、ただ答えを覚えるのではなく、「なぜそうなるのか」を常に考えています。

例えば数学なら

  • なぜこの公式を使うのか
  • なぜこの順番で計算するのか
  • 別の解き方はないか

このように考えることで、応用問題にも対応できる本物の実力が身につくんです。

今すぐできる!偏差値を上げる3つのステップ

 
でも、うちの子にそんな高度な勉強ができるかしら…
NAO
大丈夫です!誰でも今すぐ始められる方法をお教えしますね。

ステップ1:まず1問だけ、完璧にできるようにする

いきなり全部を変える必要はありません。

今日の宿題や問題集から、間違えた問題を1問だけ選んで、それを完璧にできるまで繰り返してみてください

「たった1問?」と思うかもしれませんが、この1問を本当にできるようにすることが、偏差値70への第一歩なんです。

ステップ2:できなかった理由を分析する

問題を間違えたとき、こう考えてみてください。

  • 計算ミスだったのか
  • 公式を忘れていたのか
  • 問題の意味がわからなかったのか
  • 基礎が理解できていなかったのか
NAO
この分析ができるようになると、自分の弱点がはっきりわかり、効率的に勉強できるようになりますよ!

ステップ3:基礎に戻る勇気を持つ

中3なのに中1の内容がわからない。中学生なのに小学校の内容があやふや。

こんな時は「徹底的に戻ること」が大切なんです。

恥ずかしいと思うかもしれませんが、恥ずかしくありません。ちょっと抜けてしまった期間があっただけです。

基礎がグラグラのまま先に進んでも、結局は時間の無駄になります。

 
でも、今さら前の学年の勉強なんて…
NAO
そんなことないですよ!例えば、九九がわからない小学生が、2桁のかけ算が難しくなるのは当たり前。中学生の勉強も同じです。できない原因は「才能」ではなく、「土台」が固まっていないからなんです。
NAO
「わからないところまで戻る」を恥ずかしがらずにやることができれば、すぐに勉強はできるようになりますよ!

偏差値40→70は「才能」ではなく「やり方」の問題

最後に、一番大切なことをお伝えします。

偏差値40の子と偏差値70の子の違いは、才能ではありません。

違うのは、勉強のやり方だけです。

私が指導してきた生徒の中には、偏差値40台から始めて、正しい勉強法を身につけることでグングン伸びていった子が何人もいます。

  • 中2で数学23点だった子が、3ヶ月後に67点
  • 中3で5教科200点台だった子が、半年後に400点超え
  • E判定だった第一志望校に逆転合格

これらは特別な才能があったわけではありません。ただ、勉強のやり方を変えただけです。

 
本当にうちの子でも変われるでしょうか…
NAO
必ず変われます!ただし、今までの間違った勉強法を捨てて、正しい勉強法を実践する勇気が必要です。

まとめ:今日から始められる第一歩

偏差値40と偏差値70の勉強法の違いをまとめると

偏差値40でとまってしまう勉強法

  • 教科書を読むだけ、ノートをまとめるだけ
  • 間違えた問題を放置
  • 勉強時間だけで満足

偏差値70を達成できる勉強法

  1. 「問題演習」が中心
  2. 「間違えた問題」を一番大切にして繰り返し解く
  3. 「なぜ」を考えながら理解を深める

今日から、間違えた問題1問だけでいいので、できるようになるまで繰り返し解いてみてください

この小さな一歩が、大きな成績アップへの第一歩になります。

NAO
正しい勉強法を身につければ、必ず成績は上がります!

教材や塾以上に大切なのは「勉強のやり方」です

NAO

「いい教材」や「いい塾」を選んでも、まだ成績が伸び悩むことがあります。

良質な教材や塾は、とても心強い存在です。

でも、実は「教材を変えても、塾を変えても、成績が上がらない」と悩むご家庭はとても多いんです。

その原因は、そもそもの「勉強のやり方」がズレてしまっていること。つまり、塾や教材の「使い方」が間違っていることです。

教材や塾選びで失敗しないためには、「うちの子は正しく家庭学習ができているのか?」を確認しておくことがとても大切です。

  • どんな勉強が「間違った勉強法」なのか?
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