大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
高校入試の倍率とはどういう意味?倍率が高い高校でも合格できる勉強法まで徹底解説します!
こんなギモンにお答えします!
高校入試の「倍率」の意味とは?
高校入試の倍率とは「定員の何倍の受験生が受験するのか」をあらわした数値です。
つまり、倍率は「競争率」を表しています。
倍率の数値が高ければ高いほど競争率の高い高校です。
定員が300人のA高校、B高校を考えてみましょう。
- A高校は倍率が1.5倍
- B高校は倍率が1.2倍
A高校では、300人×1.5倍の「450人」が、
B高校では、300人×1.2倍の「360人」が受験しています。
定員300人に対して450人受けているA高校の方が、360人受けているB高校よりも競争率が高いですよね。
もう一度倍率で見てみましょう。
- A高校は倍率が1.5倍
- B高校は倍率が1.2倍
A高校の方が倍率が高いですよね。
このように、倍率は一瞬で競争率がわかる便利な数字なんです。
高校入試の「倍率」は意味がない?
しかし、正直に言って、倍率をそこまで気にすることはないです。
倍率4.0倍と高い倍率でも、自分より偏差値が低い受験生ばかりが受けているなら、合格できます。
しかし、倍率1.1倍と低くても、自分より偏差値が高い受験生ばかりが受けていれば、合格が難しくなります。
倍率では合格難易度は測れないんです。
実際に、私は塾講師として、多くの高校受験生の合格をサポートしてきましたが、「倍率」はあまり気にしていませんでした。
倍率よりも合格可能性を測るためにおすすめな指標があります。
それは、「過去問の点数」です。
過去問は過去に出題された入試問題なので、何点以上で合格できるかがわかっています。
その「合格最低点」は赤本で調べられます。
過去問を解いて、「合格最低点」に届いているかどうかで、合格できる実力があるかないかがダイレクトにわかります。
倍率が高い高校に合格する方法
志望校の倍率が高いからと言って、諦める必要はありません。
倍率が高くても合格最低点よりも高い点数を取る実力があれば、合格できます。
まずは、過去問をやってみましょう。
もし、今、合格最低点に届いていなくても大丈夫です。
合格している人でも1年前に受けていたら、ほとんどの人が合格点は取れていません。
高校入試当日までに実力をアップさせればOKです。
効率的に学習すれば、どんなに時間が短くても実力は伸ばせます。
塾講師としてのノウハウを濃縮した「効率的な勉強法」について以下の記事で詳しくまとめています。
こちらの記事を読んで、倍率が高い高校でも合格できる実力をグングンとつけてください。