勉強のできる子の共通点とは?家庭での習慣の違いが勉強力を磨きます

この記事を書いた人
NAO / 家庭学習法アドバイザー

大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大へ逆転合格/勉強法を教えた生徒は「2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストの5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成/著書『成績があがる中学生の勉強法』『だから勉強ができない20の考え方』

 
勉強ができる子はどんな共通点があるの?
NAO
こんな疑問にお答えします!

勉強ができる子にはどんな子がなりやすいのか。気になる保護者さまも多いのではないでしょうか。

塾講師として多くの生徒と接してきた中で、勉強ができる子には共通点があることを見つけました。

勉強ができる子の7つの特徴を紹介します。

 

目次

勉強のできる子の共通点1.クイズが好き

勉強ができる子の1つ目の特徴は「クイズが好き」ということです。勉強ができる子はなぞなぞやクイズ番組などを好む傾向にあります。

スポーツが身体のトレーニングなら、勉強は頭のトレーニングです。だから、普段から頭を使うことが好きな人は成績が上がりやすいんです

「もう嫌だ!」と投げ出さずに、考え続けることが習慣になっているので、勉強ができるようになるのは当たり前ですよね。

勉強ができる子に育てるためには勉強ばかりでなく、クイズ番組を一緒に楽しんだり、将棋やオセロなど「知的体力」が必要な遊びをすると、考え続ける習慣がついて勉強が得意になります。

 

勉強のできる子の共通点2.いつでもポジティブ

勉強ができる子の2つ目の特徴は「いつでもポジティブ」ということです。仕事ができる人の特徴とも似てますね。

頑張ったのにテストでミスを連発して点数が悪かったということや、前にできた問題を忘れていて解けなかったという失敗は誰にでもあります。そんな時に「どうせ自分はだめだ」とクヨクヨして勉強しないでいても、いい結果にはなりませんよね。

「次こそはがんばるぞ!」「忘れたら覚えなおせばいい!」とポジティブに考えられる人が成績が上がります。

三者面談などで生徒とも保護者さまともお話させていただくことが多いですが、この考え方は保護者さまの普段の接し方も関係していると感じます。

「テストの点数が悪い!!」と結果に対して怒られる子は、勉強に対してネガティブになりがちです。

一方で、「今回のテストは残念だったけど、反省して次がんばろう!」と言われている子は、結果よりも「次の目標」に向けて努力してくれる傾向があります。

勉強に対してポジティブな子にするためにも、「もう変えることができない結果」ではなく「これから努力できるプロセス」を重視して叱ってあげてください。

 

勉強のできる子の共通点3.明確な目標がある

勉強ができる子の3つ目の特徴は「明確な目標がある」ということです。

なんとなく頑張っている人よりも、目標があって頑張っている人の方が結果が出ます。スポーツでもダイエットでも仕事でも当てはまりますよね。

目標があるということは主体的だということです。「自分がしたいからやる」という考え方はなによりも強いです。自分がしたいからこそ「どうすれば目標を達成できるか」を真剣に考えられます。

目標設定に慣れないうちは「次のテストで80点以上なら〇〇を買ってあげる」というような、ご褒美でもOKです。

これは「外発的動機づけ」と呼ばれ、一時的な効果しかないものの、行動しているうちに「内発的動機」=「やる気」が生まれると言われています。経験上も勉強ができる子はこのような道を通っていることが多いです。

お子さんが「やる気がない」「目標がない」と思われる場合は、外発的動機づけを参考にしてみてください。

 

勉強のできる子の共通点4.だらだらやらない

勉強ができる子の4つ目の特徴は「だらだらやらない」ということです。

成績がいい人は勉強時間は勉強のことに100%集中しています。勉強時間は勉強をとことん頑張って、休憩時間にとことん遊んでいます。

成績が上がらない人は「勉強嫌だな~」と考えながらだらだらと勉強しています。

同じ1時間勉強したとしても、成長の差は歴然ですよね。

 

勉強のできる子の共通点5.本番を見据えて勉強している

勉強ができる子の5つ目の特徴は「本番を見据えて勉強している」ということです。

成績がいい人はテスト本番を意識して勉強しています。だから、テスト前に自分で確認テストをします。「このままじゃテストでできない」ということに気づけます。

成績が悪い人は「まあなんとかなるでしょ」と何も考えていません。だから、テスト本番で確認します。ぶっつけ本番です。

ご家庭でテスト前の「確認テスト」を取り入れることが成績アップの近道になります。

 

勉強のできる子の共通点6.人に聞いたことをすぐやる

勉強ができる子の6つ目の特徴は「人に聞いたことをすぐやる」ということです。「すぐ行動する」というのは大人になっても成功の秘訣ですよね。

成績がいい人はアドバイスをすぐに実行してくれます。素直で実行力があります。

成績が悪い人はアドバイスを面倒くさがってやりません。自分のやり方のほうがラクなんです。

成績が悪い原因を正すには今の行動を変えなければなりません。アドバイスを実行できる人はそれができています。

いきなり大きく変えなくてもいいので、正しい勉強法を少しずつ取り入れることで、勉強ができるようになります。

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勉強のできる子の共通点7.勉強している

勉強できる子の7つ目の特徴は「勉強している」ということです。当たり前ですが、これが一番差を生みます。

成績がいい人はどんなに忙しくても時間をつくって勉強しています。毎日部活があり、生徒会にも入って、さらに習い事をしているような人でも、しっかり宿題をしてくれています。

一方で、成績が悪い人はあれこれと言い訳をして勉強をしません。

勉強するから、勉強ができるようになります。

10分でいいので、毎日勉強するように習慣づけることがとても大切です。

 

さいごに

「勉強法」という言葉があるように、勉強は方法論ばかりが注目されがちです。

しかし、勉強ができるようになるためには、方法以上に「生徒自身の考え方」が大切です。

間違った考え方では、いい勉強はできません。

勉強ができる子の共通点を参考に、考え方をぜひ取り入れてみてください。

「正しい勉強法」は未来を変える

 

がんばっているのに成績が伸びない…

NAO

才能の問題ではありません。勉強法がどこか間違っているだけです!

確信を持って言えます。

勉強ができないのは才能の問題ではありません。ただ、正しい勉強法を知らないだけなんです。

私自身がそれを身をもって経験してきました。次のとおりです。

  • 中学生時代はオール5、テスト450点超え
  • 自分は勉強の才能があると思ってた
  • 本当は塾に言われた勉強法のとおりにやっただけ
  • 偏差値70の高校へ入学
  • 高校で塾に行かなくなり成績が急降下
  • 周りのレベルが高いためと思っていたが嘘だった
  • 全国共通模試でも偏差値50以下まで低下
  • なぜか阪大を受験し当然のように玉砕
  • 勉強の才能がなかったと気づく
  • 浪人し、勉強法にもいろいろあると知り学び直す
  • 中学時代と高校時代での勉強法の違いに気づく
  • 中学時代の勉強法をベースに研究し勉強法を正す
  • 半年でE判定からA判定へ上がり阪大へ合格
  • 勉強は才能ではなく、やり方ではないか?
  • 塾講師や家庭教師として生徒にも勉強法を教える
  • 27点→73点、80点→90点超え連発、D判定→合格など劇的な成績アップ
  • 勉強は才能の問題ではなく、勉強法が大切と確信
  • 全ての人に勉強の才能はある
  • 生徒の「勉強って将来役立つの?」の疑問を研究したい想いが強くなる
  • 商社、ベンチャーとビジネスの世界を渡り歩く
  • マネージャー、経営企画、人事の立場でビジネスパーソンの成功成長に向き合う
  • 成長し続けられる力こそ要だと確信を持つ
  • 正しい勉強法は、成長法則そのものだと気づく
  • そこが高学歴で仕事ができる人と、高学歴でも仕事が苦手な人の違いそのもの
  • テクニック的に勉強してテストの点数や合格だけとっても、将来に役に立たない
  • 本質的な考えに基づいて勉強すると、テストも劇的に伸び、将来にも応用が効く
  • 正しく勉強できれば、自信がつき、将来にも活きる
  • 逆に、正しく勉強できなければ、がんばっても結果が出ず、才能がないと思い込んでしまう
  • そして、勉強は才能ではなく、やり方の問題
  • 正しくやれば、誰でも面白いほど伸びる
  • 「子ども将来のために、勉強法は今すぐ正すべき」だと確信を持つ

こんな想いで、お子さんの将来にも、今の成績にも、受験にも、お役に立てるように日々ブログや各種SNSで発信をしています。

NAO

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