大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
学習効率を爆速でアップさせる「超高速勉強法」を手に入れる3つの考え方
「もっと効率的に勉強したい!」
「もっと早く結果を出したい!」
そんなふうに思ったことはありませんか。
誰もが憧れる「超高速勉強法」。
実は天才でなくても、普通の人にも身に着けられるんです。
今回は、「超高速勉強法」を身に着けるための3つの考え方を紹介します。
1.目標達成に対して効率的な勉強だけに絞る
超高速で勉強するには、ムダなことに時間を使っているヒマはありません。
ムダを省くためには、「何がムダなのか」「何が効果的なのか」を考えることが必要です。
まず「この勉強でどのようになりたいのか」目標を明確にしてください。
例えば「英語ができるようになりたい」という目標はまだまだ抽象的です。
「できる」というのはどういうものを考えているのか、もっと具体的に考えます。
「英字新聞を読めるようになりたい」
「ネイティブの話を聞き取れるようになりたい」
「自分の思ったことを話せるようになりたい」
「英語ができる」というイメージがかなり具体的になりましたね。
ここからは「どうすればできるようになるか」を考えましょう。
- 「英字新聞を読めるようになりたい」なら、「リーディング」を徹底的に強化します。スラッシュリーディングや音読などが効果的なトレーニングとなります。
- 「ネイティブの話を聞き取れるようになりたい」なら、「リスニング」を徹底的に強化します。シャドーイングやディクテーションなどが効果的なトレーニングとなります。
- 「自分の思ったことを話せるようになりたい」なら、「スピーキング」を徹底的に強化します。瞬間英作文などが効果的なトレーニングとなります。
このように目標を具体化することで、効果的な勉強内容も具体的に考えることができます。
超高速で勉強するためには、ムダを徹底的に省いて「目標達成に効果のある勉強」だけに注力しましょう。
2.効率的な勉強のために「あと1秒短縮できないか」と考える
やることのムダを省いたら、1時間あたりの勉強量を増やします。
そのために役立つのが「あと1秒短縮できないか」という考え方です。
ほとんどの場合、「1秒くらいならできる」と思えるはずです。ちょっと集中すればできますよね。
じゃあ1秒短縮してから、さらに1秒短縮するのはどうでしょうか。たぶんできますよね。
じゃあさらに1秒・・・と何度も何度も繰り返していけば、1分、10分と大幅に短縮することができます。
「1秒だけでも早くできないか」
この考え方で繰り返し勉強してみてください。
集中力が加速していき、勉強をどんどん高速化できます。
3.効率的に勉強するために「理解したらすぐに反復する」
「わからないことを理解する」
これは、勉強の第一歩としてとても大切なことです。
しかし、なんでもかんでも理解が大切なわけではありません。
「1か月前に習った時はわかったんだけど、忘れてしまったな。また理解し直さないと。」
この理解はムダです。
「忘れしまったからもう一度理解する」という勉強はただの2度手間です。この時間は徹底的に省きましょう。
そのためには「理解したことを忘れないこと」が大切です。
つまり、「理解し終わったら、覚えているうちに反復すること」が大切です。
反復回数の目安としては(個人差ありますが)5回~10回をおすすめします。
5回と言われるとめちゃくちゃ時間がかかるような印象を受けるかもしれません。
しかし、回数をこなすごとに記憶がどんどん定着していくため、1回に必要な時間は実はどんどん短くなっていきます。
1回目は10分かかった。2回目は5分でできた。3回目は3分。4回目は2分。5回目は1分。10回目は30秒。
どんどん覚えていくので、このように短くなっていくんです。
決して5倍の勉強時間がかかるわけではないのです。
何度も何度も反復することでどんどん勉強は高速化していきます。
さいごに
マラソンのタイムは一朝一夕には縮まりません。
それは勉強速度も同じです。
考え方を知るだけでは身につきません。
「意識して練習する」という「行動」が何よりも大切です。
ぜひ紹介した3つの「勉強ができる考え方」を参考に、意識してトレーニングを行ってみてください。
- 目標達成に対してムダな勉強をしない
- 「あと1秒短縮できないか」と考える
- 理解したらすぐに反復する
勉強速度は劇的に変わっていきます。
また、「勉強ができる考え方」については書籍にも詳しくまとめていますので、よろしければご覧ください。