阪大生がもう一度受験勉強し直すなら、こんな流れで勉強する【英語編】

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NAO / 家庭学習法アドバイザー

累計100万人に読まれた勉強法の解説ブログ「スタハピ」の運営者/家庭学習法アドバイザー/大阪大学大学院卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/2週間で苦手教科が27→73点、定期テストで5教科200点以上アップ、たった3か月で志望校への逆転合格など、劇的な成績アップを多数達成

こんにちは、NAOです。

自分がもう一度大学受験するならこうやって勉強するという視点で英語の学習計画を考えてみました。

 

目次

夏までの基礎完成

受験生の夏休みまでに行いたいのが基礎力の完成です。

まずはこれを目指していきます。

①単語、文法を固める

英語がわからない二大原因「単語がわからねぇ」「文構造(文法)がわからねぇ」ですね。これをどうにかしないと何も始まらないので、まずは単語と文法頑張ります。

1.単語

単語はまずはこの600個を覚えて基礎固めします。

ペースは週100個くらいを目標に。週20個とかでは1周するのに30週間(半年以上!)かかるのでいつまで経っても覚えられないので。

それでも週100個で3周すると18週間≒4か月もかかりますね。2周目、3周目は週200個くらいでもいいかもしれない。早めにやらねば。

その後の単語帳は何でもいいですが、私は速読英単語が好きです。

ほとんどの大学が必修編で十分のはず。

英語が難しい大学(慶応、上智など)を志望する場合は上級編までやっておきたいですね。

中学英単語に自信がない人は『合格英単語600』よりも先に

このような中学範囲の単語帳をやっておくとよいかと思います。

 

2.文法

文法問題集で有名なのはスクランブルやネクステですが、私は初心者には勧めたくないんですよね。分厚すぎてやる気が出ないし。

どちらかというと文法を一通り終えてから入試の文法問題に対応するための演習書かなと思っています。知識の抜け漏れを防ぐ用途ですね。

なので、新たに学び直すなら、今ならスタディサプリですね。

映像授業でわかりやすく勉強できるので、最速でインプットできます。

2倍速で文字通り倍速でインプットしていきます。

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問題集はスタディサプリの付属テキストに加えて、、、

まずはこれで体系的に英文法をザッと理解します。

単元ごとに詳しい説明と問題が付いていて初心者でもわかりやすくてすごくいいです。

また、参考書として「一億人の英文法」を用いながら進めると効果が倍増します。

とてもわかりやすいだけでなく読み物としても面白い参考書です。

問題集はそのままレベル2に進んで入試基礎レベルまで持っていきます。

文法はいったんこれで置いておいても大丈夫かと思います。

長文や英作文の中でブラッシュアップしていきたいですね。

文法問題がたくさん出題される大学(私大に多い)を志望する場合はスクランブルやネクステもやっておきたいです。

②長文に早めに触れる

文法が一通り終わったらすぐにでも長文をやっていきたいです。練習量が命ですので。

最初のうちは単語レベルも低いので、基礎的な問題集から始めます。

たいていの長文問題集の「はじめに」に書いているように音読特訓は欠かせません。

わからなかった単語や訳はその場で確実に覚えていき、「知識の蓄積」を心掛けます。

レベル1の次はこれを。

徐々にレベルアップしていきます。

夏までならこのあたりまでやっておけるといいかと思います。

500が終わっていればベスト。

英語が得意な人や難関大を受ける人は夏以降に700もやっておきたいですね。

もちろん問題集は自分が気に入れば何でもいいです。

 

③英文解釈のトレーニング

長文読解をやりながら、「文構造(文法)がわからねぇ」の対策に英文解釈のトレーニングも並行してやりたいです。

まずはこれですね。センター試験くらいまでならこの一冊をやりこんでおけばOKだと思います。

和訳問題がでる大学を受けるなら基礎100もやっておきたいです。

京大など、最高峰の英語対策は透視図などをやっておくと安心です。阪大でも英語を得点源にしたいならやっておきたい。

④英作文対策

英作文が出る大学なら必須ですね。阪大は英作文が出題されるので、しっかり対策をしなければいけません。

まずはこの1冊で例文を覚えこんで使える表現を増やしていきます。考えるよりもまずは表現を覚えて武器を増やすことが大事です。

基礎的な文章が書けるようになったら、本格的な対策に移ります。

自己採点が難しい英作文の問題集としては「和文英訳教本」のシリーズがベストなんですよね。

なぜ間違いなのかなどめちゃめちゃ詳しく解説してくれています。かなり好きなシリーズです。

阪大や京大などの「長文の英作文」に対する対策には「長文編」もあります。

例解 和文英訳教本 (長文編) –英文表現力を豊かにする

両方できるとベストですが、2冊も定着させる時間がない場合はどちらか一方でも大丈夫だと思います。

ちなみに自由英作文編もあります。

自由英作はハイパートレーニングもいい問題集です。

この辺は好みで選びましょう。

夏からの仕上げ

夏休み以降はセンター試験や志望校の過去問を中心に学習していきます。

  1. 過去問で実力チェック
  2. 解いた過去問を覚える
  3. 問題集で苦手克服

という流れでひたすら特訓をしていきます。1日で過去問解いて、3日で苦手克服というようなペースでしょうか。

苦手克服の際に使用する問題集は夏までに使用した問題集を再度使用します。

たいていの場合、「知らない」ではなく「覚えていない」「忘れた」というのが原因だからです。やったことがない問題集を使うと、「理解」をし直さなければならないので、効率が悪いです。

 

まとめ~苦手な人へのアドバイス~

やはり英語の勉強はやることがいっぱいで大変ですよね。私は受験生時代、英語は大嫌いな教科でした。

しかし、今はもう嫌いではないんです。その理由はできるようになったからです。

できないから嫌いなんです。嫌いだからできないのではありません。

できるようになるためには練習あるのみ。

「嫌いだから勉強しない」では残念ながらずっと嫌いから抜け出せません。

「嫌いだけど頑張ってみる」という気持ちでやるのが大切なんだと思います。

英語が苦手な人や嫌いな人は、とりあえず単語と文法を頑張ってみてください。

受験英語は今後の英語学習にとっても必ず役に立ちます。

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