大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
合格に向けて受験生が持つべき9つの心構えとは?後悔しないために知っておくべき考え方を徹底解説!
受験に合格したい!
心構えを身につけましょう!
受験で合格するには、考え方がとても大切です。
スポーツと同じで受験は勝負事です。
「勝てない」「絶対ムリだ」と思いながら試合に出たら、そりゃ勝てないですよね。
受験で勝つためには、どんな心構えが大切なのか。知っておくべき9つの考え方を紹介します!
合格したい受験生が持つべき9つの心構え
1.人やモノのせいにしない
1つ目の心構えは「人やモノのせいにしないこと」です。
勉強ができない人ほど、人のせいにします。
- 問題集がわかりにくい
- 授業がわかりにくい
- 先生の説明が下手
こう考えてしまいたい気持ちは誰にでもあります。
でも、「なぜわからないのか?」を解明しない限り、改善はできません。
人やモノを変えることはできません。たから、人やモノのせいにすると、改善ができなくなってしまうんです。
自分に変えられるのは、自分のことだけです。
勉強できる人ほど「問題が悪い」「テキストがわかりにくい」という文句を言いません。
しっかり活用できなかった自分が悪いと考えて、どうすればもっとうまくできるのかを日々考えています。
「では、自分はどうすればいいのか?」を考えることが大切です。
2.才能は関係ない
2つめの心構えは「才能は関係ない」ということです。
勉強の才能がない
できない時、ついついこんなふうに考えてしまいますよね。
でも、才能のせいにしてしまうと、人やモノのせいにするのと同じで、改善のしようがなくなってしまいます。
「才能のせい」と諦めるのではなく、「もっと努力できるところはないか」と考えることで、道が開けていきます。
努力できるところが少しでもあるなら「才能がない」と諦めるのはまだまだ早いです。
「足し算は才能がないとできない」
そんなわけないですよね。
同じように「方程式」も才能ではないはずです。
勉強の差は努力の差です。
できるようになるには、どうすればいいのか。努力の余地を考えられる人が成功できます。
3.何事もポジティブに受け取る
3つ目の心構えは「何事もポジティブに受け取ること」です。
受験勉強は長期戦です。けっこうしんどくなることも多いですよね。
そんな時にポジティブな考え方ができると、毎日やる気を出して頑張りやすくなります。
例えば、模試でD判定だった時。
判定が悪かった。もうダメだ。
判定が悪かった原因を克服すれば、合格に近づく!
どちらの方がやる気が出るでしょうか。圧倒的に後者ですよね。
同じ状況でも、ネガティブにもポジティブにも考えることができます。
受験勉強をしっかり続けるためには、ポジティブに考えましょう。
何事もポジティブに受け取ることで、やる気と自信が湧いてきます。
4.できるようになったことを数える
4つ目の心構えは「できるようになったことを数えること」です。
受験生がやりがちな考え方が「こんなにできない問題がある」というものです。
「できないこと」を数えていると、気分がどんどん落ち込んでしまいます。
しかも、「できないこと」がゼロになることはありません。
たとえ東大生でも、ほとんどの人は
- スペイン語はできない
- プログラミングはできない
- 会社の財務情報は読めない
- フィギアスケートはできない
- フルマラソンを走りきれない
とできないことだらけです。どんなに優秀な人でも、世の中できないことだらけなんです。
できないことを数えても、きりがありません。ただ、やる気がなくなってしまうだけです。
勉強を楽しく継続するためには、「できるようになったこと」を数えましょう。
努力して、昨日までできなかったことができるようになれるのは、単純に楽しいことです。
そう考えて勉強すれば、長期間モチベーションを保って続けることができます。
5.受験は幸せになるための手段の1つ
5つ目の心構えは「受験は幸せになるための手段の1つ」ということです。
受験本番はとても不安だと思います。1回きりの勝負だから緊張しますよね。
もちろん、そこで勝ちたいと思うはずですし、私も勝って欲しいと思っています。
でも、「勝たなきゃ」と自分を追い詰めないで欲しいんです。
合格を目標にする理由は「将来幸せになるため」ですが、幸せになる方法が受験合格しかないわけではありません。
受験の合格は幸せになるための方法論の1つでしかないんです。
それなのに、「受験に合格しないと、人生終わりだ」と極論で自分を追い詰めてしまっては、辛くなってしまいます。
受験勉強で努力をすることでも、すでに価値があります。
むしろ、合否よりも「勉強を通して成長したこと」に価値があります。
受験は幸せになるための手段の1つ。
自分を追い詰めないで、できる範囲で精一杯がんばりましょう。
6.勉強の目的を考える
6つ目の心構えは「勉強の目的を考えること」です。
- この問題集を進めよう
- 次はこの問題集をやろう
- 友達が使ってたこの問題集がいいらしい
と、今後やる勉強内容を決めている人は多いです。
でも、
- その問題集は何のためにやるのか?
を考えている人はかなり少数派です。
「問題集を解く」というのは、あくまで手段です。
勉強の目的は「できるようにすること」。受験勉強においては、入試できちんと解けるようにすることが目的です。
- 問題集をやったけど、載っていた問題はもう解けない
- 欲しい問題集を買ったけど、自分が伸ばしたい範囲とは違う
- 英単語帳を新しく買ったけど、前の単語帳は覚えていない
目的がすっぽり抜けてしまうと、このような「間違った勉強」に陥ってしまいます。
勉強の目的を考えることはほとんどの人ができていないです。
だからこそ、目的を考えて勉強するようにすれば、周りにぐっと差をつけることができます。
7.不安なのは他の受験生も同じ
7つ目の心構えは「不安なのは他の受験生も同じ」ということです。
模試や入試を受ける時、となりの席の受験生がとてつもなく賢く見えます。
でも、その受験生だって不安です。過剰に「周りがすごい」と思う必要はありません。
周りと比べても不安な気持ちは増していってしまいます。
不安を少なくするには、勉強あるのみです。
勉強して、問題ができるようになるごとに、自信がつきます。
この自信が増えれば増えるほど、不安は反比例で減っていきます。
となりの受験生の実力は、わかりません。
倍率が高くても、実力不足の人がたくさん受けているだけの可能性だってあります。
周りと比べてネガティブな気持ちになるのではなく、日々の勉強でポジティブな自信をつけていってください。
8.やる気に甘えない
8つ目の心構えは「やる気に甘えない」ということです。
夜になって「勉強してない…」と後悔したことはありませんか。
それは、「やる気が出たら勉強しよう」とごこかで思ってしまっているからです。
実は勉強がめちゃくちゃできる受験生でも、同じようにやる気が出ない日はたくさんあります。
そんな時に、できる人はどうしているかと言うと、やる気がなくても勉強しているんです。
勉強時間を学校の時間割のようにきちんと決めて、やる気の有無に関わらず勉強しています。
「やる気が出たら勉強できる」のは、誰でもできます。
差がつくのは、「やる気が出ない時も勉強できるかどうか」です。
全員ができないような努力をすれば、ライバルは一瞬で抜いていけます。
やる気に甘えずに、踏ん張って、受験勉強を毎日スタートしましょう。
9.自分を信じる
最後の心構えは「自分を信じること」です。
入試本番はもちろん、受験勉強中も自分を信じましょう。
- 自分なら、絶対にできる
これを信じ抜いてください。根拠がなくてもOKです。
「自分なら絶対にできる」と信じていれば、
- 自分ならできるのに、なぜ今はできないんだろう
と改善点を自然と考えることができます。
「問題が難しい」と人やモノのせいにもしなくなります。
「絶対に目標を達成できる」と自分を信じることが、受験勉強を成功に導いてくれます。
さいごに
受験勉強は一石何鳥にもなる、一生に役立つ経験です。
勝負に勝てるかどうかはやってみないとわかりません。やってみるまでは、不安でいっぱいだと思います。
でも、受験勉強を頑張る普段の日々にも既に意味があります。
自分を追い詰めすぎるのはNGです。でも「もっと努力すればよかった」という後悔だけはしないためにも、適切な努力をしてほしいです。
そのために、今回の心構えを役立てて頂けると嬉しいです!