大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
中学数学おすすめ問題集ランキングTOP3!基礎からハイレベルまでの良質な教材をレベル別に厳選紹介します
「市販の問題集はどれも同じように見えて、いい問題集がわからない」とお悩みの中学生や保護者さまは多いです。
しかし、数学は適切なレベルの問題集を選ばないと、難しすぎて数学が嫌いになってしまったり、カンタンすぎると成績が全く上がらなかったりと、勉強が難しい教科です。
そこで、個別指導塾や家庭教師で生徒のレベルに合った問題集を選定してきた経験から、本当におすすめできる中学数学問題集を3段階のレベル別に紹介します。
そもそも中学数学は努力で得意になるの?
こんなふうに思っている中学生はとても多いです。実際に私が塾や家庭教師で教えた生徒たちは、初めはみんな同じように言っていました。
しかし、そんな生徒たちも正しい勉強法をすれば、次のように成績がグングン伸びていきました。
- 中2数学定期テスト23点⇒67点
- 中3数学定期テスト76点⇒98点
- 中3数学定期テスト55点⇒83点
今数学が苦手でも、やれば必ずできるようになります。
数学の点数を上げる「正しい勉強法」は3ステップ!
数学ができるようになるには、次の3ステップが必要です。
- ステップ1 公式が理解できる
- ステップ2 標準問題が解ける
- ステップ3 応用問題が解ける
「数学が難しい」と感じてしまう原因は正しく勉強できていないからです。ステップを飛び越してしまうと、数学はとても難しく感じてしまいます。
例えば、まだ公式をしっかり覚えていないレベルの中学生は応用問題が解けないのは当たり前です。しかし、それに気づかずに「応用問題がわからない。数学難しい。」と言ってしまっているんです。
特に公立中学校では、さまざまなレベルの生徒がいるため、基礎から応用までまんべんなく授業します。
すると、「さっきまで理解できたのに、急にわからなくなった」ということが起こってしまいます。これは数学が苦手なのではなく、「基本の公式をまだ覚えられていないために、応用問題がわからないだけ」なんですね。きちんと「基本の公式を覚える」という段階のトレーニングをはさめばOKです。
この3ステップの習熟度とテストの点数の関係は次のようになります。
- ステップ1:公式が理解できる(テスト50点~)
- ステップ2:標準問題が解ける(テスト70点~)
- ステップ3:応用問題が解ける(テスト90点~)
無理のないステップアップで勉強すれば必ず数学の成績が上がります。
中学生のための数学問題集の正しい選び方
数学を無理なく3ステップで勉強法を行うためには、「問題集の選び方」が非常に大切です。
市販の問題集の注意点として、A問題、B問題、C問題と3ステップのページ構成になっていても、レベルが合わないことがよくあります。
数学がニガテな人にとっての「基本、応用、発展」と、数学が得意な人にとっての「基本、応用、発展」はレベルが全く違うからです。
と悩んでいる人でも、実は「問題集全体が難しすぎただけ」という原因が多いです。
カンタンなものから、徐々にレベルアップしていけば、90点以上だって夢ではありません。
本記事では、今のレベルに合った問題集が選べるように、テストの目標点数ごとに問題集を紹介します。
テスト50点を目指す中学生におすすめな数学問題集ランキング
1位 スタディサプリ(基礎講座)
テスト50点を目指すには、スタディサプリを利用することがおすすめです。
スタディサプリはたった1980円の月額利用料で全学年5教科の全レベルの授業を受けられる映像授業サービスです。
その中でもテスト50点を目指す中学生におすすめできるのは各学年で用意されている「基礎レベル」の講座です。
テスト50点は公式をしっかり理解できていて、基本問題が解けるようになれば、確実に突破できます。
スタディサプリなら、0から一流講師に教えてもらえるので、学校でわからなかった公式でもしっかりと理解することができます。
実際の映像授業でスタディサプリのわかりやすさを体感してみてください。
わかりやすく丁寧に解き方を教えてくれるので、大切な公式がスルスルと理解できます。
このわかりやすさこそが50点を突破するためには必要なんです。
また、スタディサプリでは付属問題集もあるため、しっかりと問題演習ができます。
付属の問題集は以下のような内容です。
この問題集の解き方を映像授業でしっかりと解説してくれるため、
- 公式の意味の理解
- 基本問題の解き方のトレーニング
を同時に勉強することができます。
また、テスト直前には【定期テスト対策講座】で定期テスト対策もできます。
まるでもう一つの塾に通っているかのような豊富な内容なので、絶対に損しないおすすめ教材です!
- ベーシックコース(月額1980円、全講座が利用し放題)
- 個別指導コース(月額9,800円、上記に個別指導サービスが追加)
の2種類のコースが用意されていますが、教材としてならベーシックコース(月額1980円)で十分です。
どちらのコースも2週間はトライアル期間として、無料で全機能が使えますので、実際にご覧になってみてください。
2位 ゼッタイわかる中1・中2・中3数学
2位は「ゼッタイわかる数学」シリーズです。こちらのシリーズは1位で紹介したスタディサプリでも講師を務めている山内恵介先生が監修しています。
このシリーズのいいところは次のように解説がストーリー形式であることです。
マンガやストーリー形式の学習参考書は内容が薄っぺらくなりがちですが、一流講師が監修しているため、本質的な解説になっています。
映像よりも、解説を読みながら勉強したい子におすすめです。
3位 ひとつずつすこしずつホントにわかる中1・中2・中3数学
「ひとつずつすこしずつホントにわかる数学」シリーズはシンプルな解説でわかりやすく、解説動画が付いている問題集です。
スタディサプリと同じく、公式の意味や問題の解き方を映像授業で解説してくれます。
スタディサプリの方が授業の質は高いと思いますが、それでも市販教材としてはかなりわかりやすい良質な問題集です。
テスト70点を目指す中学生におすすめな数学問題集ランキング
1位 スタディサプリ(応用講座)
テスト70点を目指すために、1番おすすめな問題集はスタディサプリです。
スタディサプリはたった1980円の月額利用料で全学年5教科の全レベルの授業を受けられる映像授業サービスです。
一流講師が「応用問題の解き方」をわかりやすく説明してくれるので、最短で考え方をインプットできます。
テスト50~70点のレベルでは、応用問題の考え方を学べる「応用講座」で勉強するのが効果的です。
スタディサプリは映像授業のイメージが強いですが、付属の問題集でしっかり問題演習ができます。
付属の問題集は次のような内容です。
良質な応用問題が厳選されています。
問題集は1,200円で購入できますが、無料でダウンロードすることもできます。
プリンターがあるご家庭なら無料ダウンロードでのプリント学習がおすすめです。
この問題集に沿って、一流講師の映像授業で解説してくれるので、本物の応用力を身につけることができます。
ただの公式の丸暗記ではなく、スタディサプリでは問題の解くための「考え方」をレクチャーしてくれるので、
と悩みがちな、テスト50~70点の中学生にピッタリなんです。
テスト直前には【定期テスト対策講座】や【高校受験講座】で定期テストも実力テストも対策ができます。
まるでもう一つ塾に通い始めたように思える、絶対に損しないおすすめ教材です!
- ベーシックコース(月額1980円、全講座が利用し放題)
- 個別指導コース(月額9,800円、上記に個別指導サービスが追加)
の2種類のコースが用意されていますが、教材としてならベーシックコース(月額1980円)で十分です。
どちらのコースも2週間はトライアル期間として、無料で全機能が使えますので、実際にご覧になってみてください。
2位 中学自由自在問題集 数学
2位は「自由自在問題集」です。「自由自在」という参考書の姉妹問題集になりますが、問題集の使用だけでOKです。
中学3年間の問題が掲載されているので、定期テスト~高校入試対策まで対応しています。
自由自在のいいところは無理なくステップアップで解けることです。
初めは公式の意味など、基本的な知識の穴埋め問題から始まり、基礎問題、実力問題、発展問題とゆっくりとトレーニングすることができます。
定期テストで70点を目指す場合は実力問題までは完成させておけばOKです。学校の問題集と合わせてトレーニングしましょう。
余力があれば発展問題もチャレンジすると80点以上を狙えるようになります。
3位 中学総合的研究問題集 数学
「中学総合的研究問題集」は「中学総合的研究」という参考書の姉妹問題集になります。参考書は500ページを超える分量なので、辞書として使う目的ならOKですが、実際に勉強するならゼッタイに挫折するのでオススメできません。1位で紹介したスタディサプリの映像授業の方がおすすめです。
しかし、2位の自由自在問題集のように、問題集を単体で使用できます。
自由自在は基礎知識からですが、こちらは標準レベルの問題から掲載されていて、ややレベルが高いです。
すでに70点近く取れる実力があって、骨のある問題集を探している生徒さんにおすすめです。
テスト90点を目指す中学生におすすめな数学問題集ランキング
1位 最高水準問題集中1・中2・中3数学
1位は「最高水準問題集」です。その名の通り最高レベルの問題まで掲載されていますが、標準レベルのページもあって、バランスよくトレーニングできる問題集です。
応用問題の問題集は解説がどうしてもわかりづらいものが多いですが、最高水準問題集は解説がとても丁寧です。
知識ゼロでは理解は難しいかもしれないですが、テスト90点以上を狙っている実力の生徒さんなら、確実に理解できる本質的な解説になっています。
この問題集が完成すれば、定期テストだけでなく、実力テストや模試でも90点以上を狙える実力が付きます。
数学を得意教科にしたい生徒さんにはとてもおすすめできる問題集です。
2位 学研パーフェクトコース問題集 数学
「学研パーフェクトコース問題集」は中学3年間の内容を基礎からハイレベルまで網羅的に演習できる問題集です。
その名の通り、数学をパーフェクトにする生徒向けのかなり難しい問題まで掲載されています。
良質な問題が選定されていますが、最高水準問題集の方がやや解説が丁寧な印象のため、惜しくも2位となりました。
3位 受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学
「受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題」は高校入試で半分以上の受験生が解けなかった問題のみを収録したちょっと変わった問題集です。
問題ごとに「この問題は36%の生徒が解けた」と正答率が記載されているので、ゲーム感覚でチャレンジすることができます。
100ページ以下の薄い問題集なので、実力テストの直前期や、少しだけ応用問題に触れたい生徒さんにおすすめできます。
さいごに
数学の勉強は無理なくステップごとに勉強すれば、必ず実力が伸びていきます。
上記で紹介した問題集は良質な問題集ばかりですので、今の実力に合った問題集を選んで、少しずつトレーニングしてみてください。
「もっと早くから勉強したかった!」
とビックリする成果がでるはずです。