大阪大学卒/塾講師歴5年/家庭教師歴6年/E判定から阪大に合格できた経験を元に開発した独自の勉強法を教えた生徒は「たった2週間で苦手教科が27→73点」「定期テストで5教科合計200点以上アップ」「E判定から3ヶ月で志望校への逆転合格」など、劇的な成績アップを多数達成
塾で教える高校受験数学の勉強法【中学生の数学力を劇的アップさせる方法を解説します】
数学はほとんどの高校の入学試験で出題されますが、数学をどうやって勉強すればいいかわからない人はとても多いです。
「数学はできる人は天才なんだ!頭のデキが違うんだ!」
こんなふうに思ってしまっている中学生がほとんどです。
しかし、数学だって勉強をすれば必ず成績がアップできる科目です。
数学が得意な人と、ニガテな人の違いは「正しい勉強法ができているかどうか」です。
高校受験で数学に得意になる勉強法を紹介します!
数学で実力をアップできるかは「勉強する順番」が9割!
高校受験の数学で成績を上げられるかどうかは、「勉強する順番」が9割を占めます。
といっている中学生は、「今日の宿題」をがんばろうとしてしまっています。
残念なことに、数学が苦手な人が「今の授業内容」を頑張ってもできるようにはなりません。数学は「積み重ね」の科目だからです。
例えば、中学1年生の「方程式」が苦手な人が、中学3年生の「2次方程式」をいきなり解けるようにはなりません。
「2次方程式」の宿題をがんばるのは偉いですが、まずは普通の「方程式」を復習して克服したほうが効果的なんです。
「できるところまで戻って、すこしずつ復習すること」が数学ができる最強の勉強法です。
高校受験数学の勉強法は3つのステップが大切
高校受験生が数学を対策するためには、次の3ステップの順番で勉強することが大切です。
- 計算問題を確実に解けるようにする
- 入試基礎問題を徹底的に固める
- 応用問題の考え方を学ぶ
順に詳しく解説します。
ステップ1 計算問題を確実に解けるようにする
まずは、計算問題を確実に解けるようにすることを目標にしましょう。
計算問題は数学の全ての基礎になります。
文章問題で方程式の立て方がわかっても、計算を間違えていたら正解はできません。
図形問題で角度の求め方をひらめいても、計算を間違えていたら正解できません。
努力を結果に結びつけるために、「計算問題を確実にできる実力」は必須なんです。
まずは次の計算分野が得意だと思えるようにすることが大切です。
- 小学校:式と計算(計算ドリルのもの)
- 中学1年生:正の数・負の数、文字式、方程式
- 中学2年生:式の計算、連立方程式
- 中学3年生:式の計算、平方根、二次方程式
上記の範囲で苦手意識のある単元は、基本問題だけでOKなので、何度も繰り返してトレーニングをすることがおすすめです。
計算がスイスイできるようになるだけで、数学力がグンと伸びる人はとても多いので、まずは「計算力」を目標にしてみてください。
ステップ2 入試基礎問題を徹底的に固める
計算ができたら、入試基礎となる問題を徹底的にトレーニングします。
入試基礎問題とは、問題集で「基本のページ」や「A問題」で載っている問題です。
計算力がついているので、ここからの努力は面白いほど結果として返ってきます。
基本問題のトレーニングで大切なことは「間違えた問題は必ず5回以上解き直す」ということです。
高校受験の入試問題は基本問題と応用問題で構成されています。
難しい応用問題ができるようになっても、基本問題に抜け漏れがあると高得点は目指せません。
入試合格には「基本問題を落とさないこと」がとても大切です。
逆に言えば、入試基礎固めまでが完成すれば、高校受験数学の攻略はほぼ完了します。
焦らずに「間違えた問題を5回以上解き直す」を守って、基礎を固めていってください。
ステップ3 応用問題の考え方を学ぶ
基本問題ができたら、応用問題の考え方を学んでいきます。
と、思っている中学生はとても多いですが、実はそんなことはありません。
応用問題は、複数の基本問題を組み合わせているだけなんです。
だから、応用問題は「基本問題へ分解する考え方」を身につけるだけで、解けるようになります。
これがいわゆる「応用力」と言われる考え方のことです。
- 基本問題を正確に解けるようにする
- 応用問題から基本問題への「分解」の考え方を身につける
入試基礎がしっかりと固まっている人なら、考え方を身につけるだけで応用問題は解けるようになります。
後述するような、わかりやすい問題集で考え方を身につけて、トレーニングしていくだけでOKです。
高校受験までに数学力を上げる最速の方法は「わかりやすい問題集」を使うこと
上記の通り勉強すれば、数学力はアップしていきますが、できる限り「解説が丁寧な問題集」を選ぶと、数学力が劇的に上がっていきます。
数学力はトレーニングをすることで必ず上がっていきますが、次が理解できていなければ、実力アップが遅くなってしまいます。
- 計算するための公式の意味
- 基本問題の解き方
- 応用問題の考え方
問題の答えしか載っていない問題集では、「なぜこの答えになるのか?」「どうやったら解けるのか?」という応用力につながる知識が身につきにくいです。
これらの知識をわかりやすく学ぶためには、解説が丁寧な問題集を使うことが大切になります。
そんな保護者様のために、次の記事で高校受験対策におすすめな市販問題集を紹介していますので、ご参考ください。
高校受験数学は「基本からの積み重ね」と「考え方を身につけること」が大切!
数学の勉強で大切なことをまとめます。
まずは、次の3ステップで基本から積み重ねていくことです。
- 計算問題を確実に解けるようにする
- 入試基礎問題を徹底的に固める
- 応用問題の考え方を学ぶ
そして、日々の勉強では「答え」を丸暗記するのではなく、「どうやったら解けるようになるのか?」を解説を読んで身につけていくことが大切です。
基礎から積み重ね、考えながら勉強すれば、数学は必ずできるようになります!
正しい勉強法で確実に進めるには通信教育もおすすめ
正しい勉強法で確実に対策するために、「通信教育教材を利用すること」もおすすめの方法です。
通信教育教材は目標に合わせて過去の膨大な実績があるカリキュラムに沿って、必要な教材を届けてくれます。そのため、自動的正しい勉強法で勉強することができます。
中でも進研ゼミは、市販の教材とは解説のクオリティが段違いで、特におすすめです。「どうやったら解けるのか?」という応用的な考え方を効果的に身につけることができます。数学を確実に得意にしたい場合は絶対に活用したいです。
期間限定でお得な特典が用意されていることがあるので、検討される場合は早めに公式サイトのチェックだけでもしておくのがおすすめです。